Friday, 27 February 2009

平均

今年の卒研ではPCクラスタ上での通信を計ってもらいました...

学生「100台のリングで一周4000です」
先生「単位はなんですか?」

... 一週間後

学生「100台のリングで一周4000msecです」

(おかしいなぁ、なんで通信一回に40msec もかかるんだ? Java だけど、なんかプログラム間違えたか? ← 学生が書いたプログラムではない...)

先生「もしかして、一回しか廻してない?」
学生「そうです」
先生「それって、計っているのは tcp のconnectの時間だ。」
先生「1000回廻して平均を取って。」

... 翌日

学生「100台のリングで一周60msecです」
先生「あぁ、それだったら実用的。 パケット長も1から1Mbyteまで変えてデータ取ってね」

... 翌日

学生「パケット長では時間は変わりませんでした」
先生「1byteでも1Mbyteでも同じか。最近のGigabit Etherは速いからな...」
(でも、一応、プログラムも見ておくか...)

先生「ねぇ、ByteBufferのallocate長だけ変えてもだめだよ。ちゃんとテストデータ書き込んで」

... 翌日

学生「やっぱり、変わりませんでした」
先生「プログラム変わってないけど。この sendData()は呼ばれてるの?」

学生「... 呼ばれてないメソッドの方を変更してました」

... 翌日

学生「先生! 1byteから1Mbyteで、平均1400msec でした」

.... 平均取ってどーするんだよ ....

そんな平均的な学生の彼も今日発表です。

センター試験で平均点とかを問題にする人が多い理由がわかった気がした。

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