Tuesday, 10 February 2009

流動性

入試厳格化求める 教育再生懇第3次報告、大学全入時代「質」重視
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090210AT1G0903809022009.html

入試を難しくしても質は良くなりません。諦めるだけだから。嫌いなことやらせたって、質は上がらない。試験みたいな絶対値を要求すると、

 そこまでしか勉強しない

そんなものだし。でも、本当に欲しいのは、限界を広げる人材でしょ?

人の能力なんて大した差があるわけではないです。時間も限られてる。どれだけ集中できるかが差を作る。好きでなければ集中できません。つまり、教育っていうのは、

 その人の好きなことを見つける

ことを助ける作業なのだと思う。向いてないことに時間を費しても無駄なだけ。

大学の単位とか、それほど重要ではないと思うし、卒業論文が書けて発表出来れば、大卒の資格として十分だと思う。それを判断することは難しくはないです。

一旦大学に入ったら、もう少し自由に大学間を移動出来ても良いと思う。先生の方も、大学間、あるいは、大学企業間で行き来できた方が良い。

人の流動性を高めて、適材適所の比率を上げた方が、全体の意欲と生産性があがります。それが人材の質を上げるということだと思う。

情報工学/IT関係は、向き不向きがはっきりしているので、向いてないと思ったら、さっさとやめるべきだと思う。

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