どうせ授業もOver View的なものしかないので、大学院に入ると、自分の研究に必要なものは、まぁ、だいたい勉強し直しということになります。
今の大学は高等学校の一部を引きずっていて「教養」の側面があって、専門が決まっていないので、どうしても広く浅く教えるという形になります。化学科でも物理化学とか生物科学とかを並行して教えることになる。それは、ちょっと無理だと思う。結局、自分の専門が決まった時点で、深く勉強し直す必要があるわけ。
大学院の受験勉強ってのは、もちろんあったんだけど、自分的には、それが直接の目標ではなくて、専門のための深い勉強のやり直しみたいな感じでした。だいたい、そんな感じじゃないかな〜 早めに専門に入れない日本のシステムの欠点だと思う。
大学院に入ると化学から情報工学へ専門が変わったので、ほとんど勉強し直しでした。オートマトン、記号論理、述語論理、λ計算、プログラミング意味論、データベース理論、などなど。プログラミング言語はもちろん。朝、8時からの勉強会とかやってた。
CACMが研究室に*全部*あったので、初期のコンピュータの論文はほとんど*そこに*あったってのも面白かったです。読みまくってました。楽しかったな〜
プログラミング自体の勉強って、実は、あまりやってなくて、むしろ、琉大に来てからの方が書いているかも。昔のプログラミングや、大学院時代って一人で出来るので、力技だった。今は、もう少し、モジュールの分離とかを意識して書いているつもりですが...
高校から最先端の専門を選択できる方が良いと思う。そういう意味では高専は正解なんだよね。中学が邪魔だけど。中学を飛び級出来れば、優秀な学生のストレスはかなり減るでしょう。みんな一緒に同じ勉強って、軍隊の行進みたいなものだと思う。
No comments:
Post a Comment