Wednesday 30 September 2009

世の中の勉強の仕方

無限回微分可能な関数だと、テーラー展開を使って、どんな小さな関数の断片(1点ではだめ)からでも全体を再現できるってな性質がある。

どうせ、世の中のことすべてを知ることなんて出来ないわけなんだけど、自分の(専門の)廻りを十分良く知れば、だいたい、世の中はこうなっていると予測できる(らしい)。

広く世の中を知るのは若い頃には必要だと思う。自分の可能性を見つけなければならないので。でも、どうせ、見れる範囲はたかは知れてる。どっかからか、深さを目指す必要がある。

1点の情報をたくさん集めても、C∞の関数を予測することは出来ないんだけど、その周辺の情報を知れば知るほど予測できるようになる。そういうことなんじゃないかな。

複素関数論だと、一回微分可能だと無限回微分可能とかあって、実関数を使って、複素平面全体に拡張するってのが可能で、解析接続とか呼ばれているらしい。Analytic continuation。お、ここにも、Continuation が登場しているのか。

アセンブラ

やっぱり、コンピュータの基本はアセンブラでしょ.. ってことで...

Cell/SPEのコードをPIC(Position Independent Code, 位置独立)にしないといけなくて、C では動いていたんですが...

C++のviritualが作るvtableに絶対アドレスが「アセンブラのハードコード」で入っているらしい。さすがに、そこまで調整するのは、gcc 自体をいじるしかない... lqr impure_ptr みたいな怪しいコードもあって、結構、厳しいっぽい。なので、C++ を諦める方向に。それで、いけるはずです。OSCで外人が「virtualがどうこう」と言ってたのは、vtable に絶対アドレスが入るってことだったのかも。

なんだが、ゼミの方では、また、コンパイラの出力がSEGVとな。コンパイラのデバッグって、SEGVの原因を見つけただけではだめで「その原因のコードを出力しているコンパイラのコードを見つける」という、なぞなぞのネタを探すみたいなデバッグが必要。これは、これで、また面白い。トランポリンが走っているので、一部のコードはスタックで動く。そこに来てないし。なんでだよ。

でも、gdb は、ディスアンセブラ内蔵なので、x/20i 0x5555 とかやると、一発で、そこに展開されたコードが読めます。ほとんど、あらゆるディスアセンブラが内蔵されてます。ソースコード読むと笑えます。

x/1i $pc とかで、次に実行される命令を見たり、b *0x80545とかでアドレス直書きで break point しかけたり。(*を付けると言うのを、どうやって捜し出したのか、自分でも良くわからない。でも、help break を見ると  Argument may be line number, function name, or "*" and an address.
とか書いてある。これだな。)

良くわからないところも多いが、まぁ、明日にはなんとかなるんじゃないか?

Sunday 27 September 2009

今日は、これから加藤食堂...

Webcraft の鈴木さんも誘ったんですが、ふられてしまいました。

昨日は、ビーチパーティから家をはさんで、さらに飲み行ったので、まだ、酒が残っている感じ。沖縄では、家でシャワー浴びてから、飲みにでるってのは定番ではある。

OSCの人達は、ラグナガーデンに泊まった人もいるんでしょうね。

僕は、どちらかと言うと女の子のいる店の方が好きだが、かっきーはわからないみたいなこと言ってた。まぁ、若いうちはわからんでしょ。メインクーンのママもいろいろ工夫してはいるらしいけど、厳しいだろうな。

Saturday 26 September 2009

Open Source Conference 2009

終りました。プレゼンテーションをWWWに置きました。

今回は、ポスタが結構良くできていたかも。

http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/%7Ekono/presentation/2009/osc/osc2009.html

さて、ビーチパーティ。

この、内輪の集りは、まぁ、なぁ。やっている人が楽しければ良いのか。

Linux 関連のフルタイムが1万8千人とかいう分析がありました。だから、どうってわけでもないけど、それくらいかも。

なんか、自分の思っていたところまでは出来なかったが、動いたところもあるので良とするべきか。-O1 で動かない理由を解析しないといけないが...

Friday 25 September 2009

明日は、オープンソースカンファレンス

PS3/Cell の発表をして来ます。SPUって256kしかメモリがないので、データやコードをとっかえひっかえ使わないといけない。で、データに関してはhash/LRUを使い、コードは、それと GCC の overlay と組み合わせるという話です。

まぁ、だいたい動いているんだけど、-O0 では動くが -O1 では動かない。しかも、呼び出す方の最適化は関係なくて、呼ばれる方で固まる。わけわかりません。

もっとも、8kbのバッファを4つ作るかわりに、4byteのバッファを8000個作るというバグに気づかなかったりするので、かなり間抜けでもある。

Cell のコンテストとかには、いっさい出さなかったんだけど、コンテストとかは、ほとんど「今年で終り」っぽい感じ。

新型PS3は売れているらしいんですが、Linux 動かないので僕は興味がないってな感じで、なんかちぐはぐ。

Wednesday 23 September 2009

o(n^2)

計算量って、o(log n)とか、o(exp n)とか、いろいろありますが...

o(exp n) は許す。そうでないと、NPは解けないので。命題論理式の証明がNPだから必須。

なんだが、o(n^2)は許せない。許せないです。

唯一実用的な計算量は線形 o(n) だと思う。NPみたいな難しいことやっているなら、ともかく、実用的なものは o(n) で書くべきだろ?

何が許せないかって、o(n)で出来ると知りつつ、手抜きのプログラミングで o(n^2) になる場合。

それでも、n が小さいなら許す。今は、100ぐらいまでバレナイ。o(exp n)は、100でも破綻するが、o(n^2)だと、結構、動く。動くが「遅い」。遅いよ。遅いです。1000越えると、n^2 は、100万なのでごまかせません。

逆に言えば、100 までは、o(n^2)でも別に問題ないってことなんだよな。

自分では、NPよりも、PSPACE を扱っていることが多い。NP!=PSPACE も、証明されてません。P=NP は証明不可能なんだろうと予想してますが、ってことは、ほぼ、P=NPだろうと思ってますが、P==PSPACE はどうでしょう。

命題論式の証明も、入力を真理値表にするとo(n)に落ちるので、(ただし、入力は巨大、
つまり、式のexp) だったりするので、P=NP は、どうも、ill-defined な問題な気がする。

Monday 21 September 2009

なんか、微妙にやる気が...




ってよりは、ちょっと、やっかいなところをやらなければいけないのでめげてるかも。真面目に、linker いじれば良いだけなんだが... 間に合うのかな。

朝ごはんは、ジャンクに「カップ焼きそば」でした。

お昼は、北中城の jiji cafe でグリーンカレー。豆乳とか入っているらしい。割と良かったです。

紅茶のカップが面白い。大きくて、持ちやすい。これも良いかも。

なんだけど、車ちょっと苦手。

Sunday 20 September 2009

スパイダースター

短いです。二分冊にする必然性がどこにあったのか? マイク・プラザートンって天文学者らしい。文章書くのは得意でしょうけど、それが小説として面白いかどうかは別...

太陽から高速のビームが出て来る「天撃」が人類の植民惑星を攻撃しはじめる。それを停めるために、17光年離れた伝説のスパイダースターにおもむく。

わけなんですが、全然繋がってないです。スパイダースターでは、当然のようにファーストコンタクトするわけですが、200万年進んでるはずだったり、全然変わってなかったり、電子レンジビームとかある割に、ナイフで戦っていたり... 脈絡ないと言っていいんじゃないかな〜 恒星間移動するような文明がナイフってのもな〜

ファーストコンタクトも悲惨。もちろん、うまくいくわけないとは思うんだけど、スウォームとかあるなら、最初から使うべきだったんじゃないかなぁ。Xボットなんていう便利なものがあるだけに、いきなりあれなのは、説得力ないです。現役の天文学者が、ファーストコンタクトに、こういう「インディアンとイギリス人」的なイメージを持っているってどうなのかなぁ。

いきなり他人の言語で話かける一方で、幾何学模様見せてたり、挙げ句に「アルゴノート語で話していたから関係ないと思った」ですか? うーん、たぶん作者は、そういうことする人なんだろうな〜 僕も、結構、やっちゃう方ではあるが... それで何千人も死濡んだから迷惑な話だ。

SF的には暗黒物質エンジンが面白い。宇宙空間に大気のようにあって、それをジェットエンジン見たいな使い方をするらしい。原則に使うアイデアも面白いです。でも、これって、静止しているエーテルの再来だよね? こういう暗黒物質のイメージは、天文学的にどうなのかなぁ。暗黒物質の分布とかにもよるとは思いますが... まぁ、SF だから、何でもありですけど。

チームの中の確執は面白く書けていると思いました。アメリカ人のチームって、こんな感じかな。でも、どうも、衝動的に動いている感じ。終り方も、アメリカ人/イギリス人的な理想ではあるんだろうけど、43年の空白って、もっと違うものだろうと思います。

って言うわけで、あんまり良い印象はなかったです。趣味の悪いおとぎ話というところですか。道具立ては面白いと思うので、そう言うのが好きな人なら、お勧め。短いし。

Saturday 19 September 2009

配列

ついでに、もう一つ。学生は配列大好きで、なんでも配列で書く。これは、いくつかの点でまずい。

 配列には、配列の大きさがあるが、配列自体に大きさがない処理系がある

つまり、Cのことなんだけど。毎回、添字の範囲のチェックをしろ、とは言わないが、

 「インデックスが配列をはみ出さないように保証する必要がある」

次に、

 配列には局所性がない。あるいは、局所性を表現できない

もちろん、本質的に局所性のないアクセスを要求される場合もある。アクセスパターンを予測できない場合とか。でも、実際には、なんらかの局所性があるのが普通。

計算機のメモリは一見、均一なアクセスタイムを保証した配列に見える。最初は、そういう理解でも構わない。でも、現実には、レジスタ/キャッシュ/二次キャッシュ/メインメモリ上のバルク転送/仮想記憶と言った何段階もの構造を持っている。

更に、GCが絡むと、アクセスの局所性だけでなく時間的な局所性を考慮する必要がある。

これらは、アルゴリズムの実装に合わせて変更される。と言うことは、

 裸の配列をランダムにアクセスする

と言う事自体よろしくない。もちろん、信号処理とか、それが必須なものも多いが、それは巨大な配列と言うよりは「局所的に使われる小さな配列 = ベクタ」が多いと思う。大きな均一な配列ってのは、実際には使われない。

まぁ、C++ とかだと配列の演算子を変更して「配列に見せるだけ」ってのも可能なんだけど、配列に見せることが重要だとは思わない。

また、固定長配列ってのはメモリ管理が難しい。malloc/free を繰り返すと穴が開くし。今は、意図的に穴を空けた malloc とかあるみたいだけど、賛成できないです。

配列へのポインタとサイズみたいな組みと、その上でのIteratorという形に書くべきだと思う。

大域変数の続き

土曜日はビーチパーティらしいので、ついでにもう一つ。

大域変数の実際の不都合はたくさんある。

マルチスレッド時に排他制御が必要。atomic write なら良いだろうってな話もあるが、複数の値をアクセスしたらダメ。もっとも、複数のスレッドで競合するリソースを持つ時点でダメではある。

malloc/free で、free し忘れる、あるいは、free したものにアクセスする。ありがち。

名前を汚してしまう。局所変数で隠されててアクセス出来なくなって困るとか。でも、病的に隠すのもどうかと思う。

Mac OS X みたいな PIC (位置独立コード)だと、大域変数にアクセスするには register indirect が一段入る。しかも、Dynamic loading に引っかかったりする。命令長が長くなる。一般的に、かなり遅い。volatile ついていたりすると特に。

Perl/Python/Ruby で、大域変数が遅い(my付きの場合はそうでもない)。理由は不明。

初期化が必要。最初はゼロだけど。Singleton などで、大域変数の初期化をオブジェクトで行なうと、その初期化の順序は不定となる。相互に関連するオブジェクトを大域変数の初期化に使うことは出来ない。

大域的な状態を作るなら、それを制御するプロトコルが必要。大域変数にすると、そのプロトコルを無視されてしまう。

そんなところか?

Friday 18 September 2009

大域変数

グローバル変数 - Wikipedia http://bit.ly/yaRZo

にも書いてあるが、

「ローバル変数は、通常その非局在性によりはっきりと悪しき慣習」

と言うわけなので、はっきり禁止だと思う。

学生の書いたコードで大域変数の除去をするのは面倒。

大域変数には、寿命の長い変数と、どこからでも見える変数の二つの意味があるが、どちらも良くない。前者は、どうしても必要な場合がある。例えば、log を取るための変数とか、統計を取るためのカウンタとか。でも、それは、どこからでも見える必要はない。

Class 変数 ( java の static )は、大域変数と同じなので、実質禁止だと思う。Singleton を作るのには必要だったりするが、例外的。static private とか書くのは、また、別な問題がある。

じゃぁ、Instance 変数は良いのかと言うと、「Object の中から、どこからでもアクセスできる」という点は、大域変数と同じ。なので、基本的に避けるべきだと思う。でも、Instance 変数は、オブジェクトの状態を構成するので避けられない。しかし、最小限にするべきだと思う。

手続きの引数に、その手続きで使われる状態を閉じ込めて持ち歩くスタイルを使う方が良い。Instance 変数は、そういうものの一つの形式だが、寿命が長すぎる。なので、寿命の短いものは、Instance 変数から分離して、メソッドの引数に渡すべきだと思う。それにより、変数の寿命とスコープを小さくできる。

private, protected, default, public みたいな世の中をわざと複雑にするpackage/scope は使うべきではないと思う。default or public で十分。private は禁止ぐらい。衝突が問題になるなら、class/package を別にするべきだと思う。

Scala は、どちらかと言えば引数持ち歩きを推奨している感じ。

自分でプログラムを書く時には、Perl だと、大域変数は使う。そんなに大きなスクリプト出ない時には。大きくなった時には、オブジェクトにするけど、Perl のオブジェクトはめんどくさいからね。

C でも、もとのプログラムが大域変数を多用していると逃げられない。残念ながら、そういうプログラムはいくつかある。

Java だと、Class 変数を見つけたら、Singleton 以外は、たぶん除去します。

Thursday 17 September 2009

プログラミング

OSCに向けてのプログラミングを今ごろ... 間に合うのか?!

学生にいろいろ説明するんですが、説明した半分ぐらいずつ伝わっている感じ。

学生が組んだプログラムが意外に面白い。制約付き力学系って、本質的に deterministic に解けないらしく、最初見た時に「えー、それはないだろう」って思ったけど、実は、割と合理的だってのがわかりました。これは、たぶん、そのまま、OSCの例題に使うんだろうな〜

説明した部分は、自分でやっちゃいたい気もするんだが、

 「自分でやらなければならないところは別にある」

んだよ〜 とか言いながら、沖縄では沖縄の酒を飲んでます。

今日も外で食べて来なさいと言われたので、どこにいこうか考え中〜

Tuesday 15 September 2009

諸手続き

だいぶ溜ってました。最近は、事務書類は、奥様に渡せば、自動的に出来て来るらしい。便利です。

OSの夏休み救済も提出者が誰もいない。夏休みに出さないのは不可って言ってあるので、採点は減るっぽい。どうせ、ダメなのはダメなんだよな〜

祖母は紡績工場で働いていたが、優等女工だったらしい。すごく大切にされたらしいです。なので「女工哀史」とか嘘だって言ってました。

IT関係もそういうところはあると思う。同じことでも1時間で出来る、8時間で出来る、3日かかって出来ない。といろいろある。プログラミングとかだと「出来ない」ってあるよね。で、それで、出来ないのにやらされるところに行っちゃったら、やっぱりおかしくなっちゃうよ。

まぁ、それだけでもないとは思うけど、OSのAPI理解できない、使いこなせないならIT関係の未来はないです。設計も営業も無理だと思う。やらないだけかも知れないけど、嫌なことやって生きていくの良くないよ。もっと、他の方面はたくさんあるんだから。

ちゃんと出来る奴は大切にされている。(と思いたい...)

ま、事務処理能力がないのも生きていくのには向かないがね。だから、沖縄あたりにいるわけだが〜

Monday 14 September 2009

エンディミオンの覚醒

昨日は抑えたんですが、結局、徹夜で読んじゃいました。

エンディミオンの方は一直線な話だったんだけど、こっちは、比較的複雑。特に、バチカンの話がね。

エンディミオンの方が練習だったのかも。それを拡大する感じですね。だいたい、登場したものの数を増やす方向らしいです。大天使が増えたり、ネメスが増えたり。

三部構成ですが二分冊。

解決篇なので説明が丁寧。ハイペリオンの没落の雲門の禅問答よりは、アイネイアーの問答の方がわかりやすい。大乗、小乗の話とか、良く勉強してる〜 宗教を切り捨てないで、それなりに生き残る余地を残しているのはダン・シモンズの配慮かな。ばっさり切り捨てるSFも多いのに。キリストからダライラマまで出て来るオールスターと言う感じです。

闇雲に逃げていた感じのエンディミオンとは違って、アイネイアーの「予言」ベース。結構、先が読める。そここに、ヒントがたくさんあるから。これは、わざとでしょう。先が読めると、読者はアイネイアーの立場になるわけだから。もちろん、読めなくても二度目は、必ずそうなります。これは、もう一度読むんだろうな。きっと二度目の方が面白いでしょう。

コアと、虚空界の話は強引。コアの扱いはひどいが人間が作ったものだから、そんなものか。まぁ、その強引さが逆にSFっぽいです。詩と俳句で飾るあたりも、はまってます。

ロールとアイネイアーの予言された恋愛として読んでも良い。それは、それで「来た来た!」という感じです。ロールの間抜けさが「えー、そうだったの!」ってのを自分の替わりにやってくれている。それが必須な話ですね。

東京にいる間に、ハイペリオン8冊読めました。ハイペリオンからの大風呂敷を、きちんと(まぁ、いろいろあるが、大きな風呂敷だから、細かいところは...)畳んで、めでたい。ぱちぱちぱちぱち。

Sunday 13 September 2009

血圧... の続き

つうわけで、薬出してもらいました。アムロジピンとニューロタン。なんか、アニメ的な名前な薬だ。で、博多にいく前ぐらいには下がりました。104-163 ぐらい。「まだ、薬は飲んで下さい」まぁ、そうだよね。なんか、病気自慢の仲間入りかぁ。30日分もらって来たので、当分、大丈夫。

さすがに120-200だと、集中力が続かない。くらくらするので危ないです。高所作業は禁止らしいです。お医者さん的には、もっと下げたいとか言われました。大学病院いけって言われたけど、大学病院ってダメダメなんだよな〜 人間ドックの診断をもっていくと良いらしい。

結構、いろいろ話してくれて面白いんですが、腎臓の異常の可能性もあるらしい。って、全然、診断してないじゃないですか〜 腎臓はちょっと痛みがあって見てもらったこともあるんですが、特に異常はないらしいです。

前にも書いたけど、お酒は血圧を下げるらしい。煙草の逆の作用だからね。血管広げる系だから。なので、お酒を飲むと調子が良い。確かに、その通り。でも、お酒が切れると、一気に上がるので危ないそうです。そうかも。

今日も、Twitter でテンション上げる人達がいたので、結構、血圧上がってたかも。気を付けよう〜

Saturday 12 September 2009

Twitter の面白さ、クラスタの面白さ

なんか、おっさんのためのFaceBookとか呼ばれているようです。

http://twitter.com/shinji_kono/

mixi が、ぐっと携帯寄りになって、モバゲー/gree のゲーム(アプリ)を導入して、子供向けを目指しているのは、*マーケ的*には正しいと思う。携帯使うのは、それくらいの世代だろうから。

FaceBook は顔が出ちゃうわけだから、あるいは、mixi は誰だかばれちゃうわけだから、現実でも会っている人のためのツールと言える。

でも、そういう「いつも同じ人と数十人会っている」っていう環境って、やっぱり学校ぐらいなんだよね。社会だと、一緒にずーっと会っている人の単位は、もっと少ない。

一方で、知らない人にガンガン会う。学校だと、年度初頭位しかないんだけど、社会人だと毎月。営業だったら毎日知らない人に会う。そこで「足跡」とか気にしているような濃密な人間関係ないなんて成り立たない。

Twitter は、そういう「毎日知らない人に会う」感じ。RT (ReTweet) で、新しい人を見つけるのは、ほとんど毎日だし。

自分のFollowは、数十人から数百の人が多いと思うけど、それでも、新しい人を見つける機会は多いと思う。その単位が、クラスタ。Twitter は、そういうクラスタの面白さなのだと思う。

なので、複数のアカウントを使い分けて、クラスタを使い分けるという方法もあります。英語と分けてみたけど、結構、難しいけど。携帯のメルアドを替えるように、多くなりすぎた follower を整理するのに、アカウントを替える人もいるみたい。

最近は勉強会が流行りでもあるんだけど、Twitter の「知らない人にガンガン会う」と言うのは、そういう勉強会とも関連すると思う。

もちろん、暗い独り言をつぶやくと言うように使っても良いんだけどね。

クラスタの作り方としては、人のTL (Time Line)をのぞいて、面白そうだったら、その人のfollowing を全部 follow するなんていう乱暴なやり方もありです。

僕は、1996 following なので、あんまり参考にならないと思います。そういう時には、「お気に入り」から見るのかな。

following が1000になると、200TL/h を越えると思うので、RSS よりもスピードが上がります。自分のスピード感に合わせて、following を調整できるのは良い。

Friday 11 September 2009

GUNHED

1989年の映画。どうせ、誰も一緒に見に行ってくれないので、一人で見に行った記憶があります。DVD化されないのはなぜとか思ってましたが、Twitter で DVD が出てると教えてもらいました。2007年に出たのか。

ガンヘッド - Wikipedia http://bit.ly/1PotQQ

実物大ガンダムが話題になりましたが、これも当時、実物大モデルが作られたはず。どっかに展示されたはずなんですが、見に行ったかどうか忘れました。

僕的には評価高かったんだが、興行的にも話題的にもダメダメだったようです。

でも、実写のレベルは高かった。ロトスコープも使っていたはず。ウルトラマンやゴジラ的な「巨大ほげ」でない分、良くできていたと思う。しかし、「さよならジュピター」という黒歴史が、尾をひいていた時代だったからなぁ。

話がわかりにくいとかあるけど、それって、ちゃんとSFしているってことでしょ?

ガンヘッド自体はカッコ良いんだけど、敵方のエアロボットが名前同様ダサダサだった。なんか川平慈英が出てるらしいです。覚えてません。

もしかすると、二回見に行ったかも知れないです。当時は恥ずかしいので、それを人には言わなかったと思います。

DVD買っちゃったんですが、おまけにサウンドトラックが付いてます。実は買っちゃったんだよな。本多俊之カッコ良いです。

--- fj に当時の評価を出してるな。

バイオトロイドがダサイ。ボタン押すだけなら、気違い科学者でいいのに。カイロン5が結構頑張っているのに、バイオトロイドが足を引っ張っている。ウルトラマンみたいに光子魚雷を発射するのは、やっぱり変だ。バイオトロイドの細胞がぐるぐる光るシーンなんて目をよほど凝らさないと分からない。

ガンヘッドの手足があんまり動かない。中で操縦士が意味なく操縦管をゆするシーンを取るなら、手足も意味なく動いていて欲しい。最初に、瓦礫の中からいきなりスタンディングモードにいくシーンと、2回目に直立するシーンが入れ替わっているのは一体何故なんだろう。最初にスィッチをいれた時にいきなり立ち上がってもいいような気がする。誰かがいっていたけど、変型シーンは良くできているのにカットが少ないなあ。

相手のエアロボット(変な名前)は、良く動くんだけどダサイ。パイプを切り開いて進んでいくシーンで、3つ目が曲がっておれてしまうのは情けない。アーアーアーと思っているうちに折れてしまうんだものなあ。3つ目がいっこずつ消えていくなんて、あんまりにもファミコンじゃない? しかも、あれでは踏切の警告灯だ。そういう風にするならアップにしなければいいのに。ダサイところから光線とか出さないで欲しい。

ガンヘッドのまあるい電子頭脳(だよね)から、リレーが見えているのは情けない。これもアップにしなければ問題ないのに。(ブレードランナーだって、車の中に意味なくカシオの計算機が張り付けてあったりするけど、さすがにアップにはしない)

カイロン5の行動の必然性が良く分からない。ナーンで、キーワードを外からいれる必要があるわけ? ナーンで、13年も待っていてドタン場で自爆するんだ?

パイプの中をガンヘッドがぐるぐる回るシーン、ガンヘッドの渋い声、無言のカイロン5、本田俊之のズンドコ音楽、ガンヘッドがおっこちるシーンなどが好きです。

---もう一つ 1998年

音楽が本多俊之なんですよね。結構良く聞いてました。今でもニュースのバックに良く使われます。僕は結構好きだったな。2回見た記憶あるし。でも、はずかしくって他の人をさそえなかった映画でもあります。

瓦礫の中からガンヘッドが「立ち上がる」シーンがあるんですが、これがオモチャまるだし。実機サイズの模型もあるんで、余計、格差が... でも、それがガンプラで遊んでいる雰囲気がとってもでていていい味なんです。パイプの中を螺旋にすすむところなんかは、
なかなかよかった。

エレベータのシーンは、むしろ良くで来ている方だと思う。瓦礫のシーンなんか、後から順序変えたのもろばれだし。くさい芝居も、日本語と英語のちゃんぽんも、おやくそくって 感じ。そういうもんだと思えば、そういうものなんでしょう。

Thursday 10 September 2009

CATV STB

うーん、と言いつつ8月に頼んでみたんですが(月+千円)。福岡から戻って来て、しばらくしたら登場してました。母と妹は、たぶん使わないでしょう。でも説明ぐらいした方が良いのかな。

 TZ-DCH2000
 http://www.toshima.co.jp/n_catv/recstb.html

これが、予想を上回る使えなさ...

EPGが3ch x 4 時間分ぐらいしか見れない。つまり、EPGから番組を探すと言うのは実質不可能。一応検索はあるんだが。他に番組表を使わないといけないのでは、なんのためのEPGなんだか... 週ごと日毎の定時予約もないらしい。ってことは毎週入力しろってこと? 信じられないけど、そういうことみたい。

LAN端子は出てるんですが「内蔵ブラウザ専用」らしい。せめて、iEPGが使えればなぁ。もっとも、iEPGは、CATV対応ってわけじゃないので、どうせ手入力になるんだけど。外部から録画設定出来るなら良かったんだけど。

所詮、3年前の機械か。最初に使った HDDレコーダHS2はEPGなんか付いてなかったんだから、そんなものかも。

なんですが、

 TZ-BDW900F
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090909_314361.html

ってのが出るらしい。まぁ、豊島ケーブルテレビが採用するかどうかは謎ですけどね。それに、EPGがダメダメだってのもありそうな話だし... あんまり機能が読めない...

DLNAは便利かも。夜中に自分のノートPCで見れるのは良いよね。

しばらくは、実家と半分半分だと思うので、少しは何とかして欲しい。

Wednesday 9 September 2009

エンディミオン

と言うわけで、読み終りました。でも、エンディミオンの覚醒までの幕間みたいな感じ?

テティス河をめぐる逃亡者側(エディミオン、アイネイアー)と、急使船ラファエルで追跡するデ・ソヤ大佐の話。

あんまり話は進まないような気もしますが、楽しめました。切れ切れのテティス河毎に異なる話があるので、独立した物語の集合であるハイペリオンに対応していると言えないこともない...

東京にいる間に、覚醒を読み終るかどうかは微妙。最近は、意図的にゆっくり読んでるしな。高校生の頃は、一日一冊に近かったが...

真希 三鷹店




並木さんと Cell の話とかして来ました。その後、廣津さんと、

 http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13054278/

真希というそば屋さんで酒のみ。ここは、そばもある居酒屋さんですね。

黒龍、だっ祭、ひろき、菊姫とか言う感じで飲んでたみたいです。へぎそば、良かった。

情報処理学会の論文検索/Down Load は、エラーしまくり。恥ずかしいです。

Cell も、Linux 上がらなくなるし、なくなるかもね。とか、そんな感じ。

もしかすると、学生さんに沖縄に来てもらって実装ってな話になるかも!

Tuesday 8 September 2009

十六



西池袋洞雲寺のそばのラーメン屋さん。

http://www.ra-menkoike.com/se3_diary/1596.html

結構、並んでたりしますが... 大盛無料のせいだと思う。うっかり二玉頼んでひどい目にあいました。デフォルト1.5玉だったりするらしいので「小」と言わないとだめみたい。

つけ麺とラーメンと食べてみましたが、おつゆは同じなのね。

肉300円だったりしますが、それを頼まずに、野菜とネギを追加するのが良さそう。だけど、次行くかどうかは微妙〜

今日は、これから農工大。まだ、ソース読んでないんだよな。これから予習しないと。こっちにもPS3買おうかとも思ったんだけど、なんかめんどくさい。って、そういう問題か。

Monday 7 September 2009

血圧...

博多から帰ってきて、ぐっと高い(120-190)ので、お医者さん行ってきました。やっぱり体重かな〜

子供の頃から通っている近所のお医者さんに行くわけですが、当然、先生は代がわりしてます。してますが、そっくりです。で、両手で計ってもらうんだけど、120-200 あらまぁ。「これは高いよ」で、薬出してもらって、いろいろ話を聞かされて終り。「首筋張りませんか、ぼーっとしませんか」とか言われますが、もちろん、そんなものです。

で、「すぐ飲んで下さい」と言われるわけですが、101-149とかまで下がりました。これは、僕の普通だ... 大学生の頃から、そんなものなので。

J2関東



寄ってきました。朝10時から準備で、12時開始なんだけど、時刻通りに行く気はまったくなく。13:30あたりを目標に多摩川河原には着いたんですが...

全然場所がわからない。そもそも、河原に出れない。そうか、駐車場のところからじゃないと、無理っぽい。

天気が良かったので、河原には、数十組のバーベキューが出ていて、これまた、どれだかわからない。パンプス履いて河原を歩いているパンツなお姉さんとかたくさんいて、ふらふら付いてったりするから、余計わからん。平均年齢高いはずなんだけどな〜

結局、Twitter 経由で SOS 拾ってもらって見つけました。そして、待っていた言葉は「羊はありません」ま、いいいか。2時廻っていたはずなので。でも、「あの肉」とか焼きそばとかおでんとか、いろいろ食べるものはありました。

テントなかったので、ほとんど傘さしてましたね。

Junetとかfjとかは、もう関係ないので、Open Source よりみたいな感じらしいです。そりゃそうだな。

ビールだけはしこたまあったので、満足でした。スタバのジャーを使うと、ビールがぬるくならなくてよろしいということがわかりました。

池田女史に会えたのが良かったです。歩く携帯展示場みたい。

Sunday 6 September 2009

Panasonic LUMIX GF1



写真は、池袋、心の50倍カレーです。9/10 閉店だそうです。結構流行っているように見えたんだけどなぁ。

http://panasonic.jp/dc/gf1/special/index.html

女性向きという歌文句のG1, GH1, GF1なわけだけど、結構良さそう。特に、GF1 は、ライカM3みたいな形だし。一回り大きいかな。でも、これってファインダ無しで撮れるの? 大きなレンズ付けたら破綻確実。

ってわけで、有明のパナソニックセンターに先行展示品を見に行ってきました。東京にいると、このあたりは本当に便利。アンケート書くと消しゴムくれるようです。

オリンパスのPENには、まったくひかれなかったんですが、なんでGF1なのかは良くわかりません。そもそもフィルムのPENも、どうでも良かったしな。

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep1/

で、見てきてわかったんですが、

GF1には、DMW-LVF1っていう別売ビューファインダーがある。PENみたいな光学なのかと思ったんですが、20万画素の液晶でした。これが結構良い。

背面の大きな液晶って良いんだけど、その画面ってメガネ外してみるの? それは違うよね。視度調整のあるビューファインダーは、近眼には必須。

パンケーキレンズも良かったです。これだったらポケットに入らないことはない。鞄に、もう一本レンズとかも可能だ。

と言うわけで、GF1は、とっても気に入ったみたいです。デジカメは、どれも、そんな風にして買うことが多い。

しかし、LVF1 は、一体、いくらなんだろう?

Saturday 5 September 2009

池袋の飲み屋さん

居酒屋は多いんだけど、そんなに「良い」ところがあるわけでないところが池袋なんだよね。

沖縄みたいにスナックとか使おうとすると高く付くんだけど、安いところもあります。いくつか行きつけも見つけました。中国人とか多いのが面白い。日本語話せるから大丈夫。

あと某マイミクに教えてもらった、Girl's Bar。ボトル入れてくれるので、どなん置いてます。Bar だけどカクテルとか頼んではいけないらしい。

Girl's Bar で、どなんと言うと、Bar Teada だなぁ。沖縄のお店が恋しいです〜

結構、ふらふら入ってみたりもしたんだけど「一見さんお断り」もいくつか。理由はいろいろあるんでしょう。○暴もあるところが池袋だからなぁ。

終電があるから早く閉めるお店も多い。なんだが、そのお店が閉めた後、別なお店が開くと言うパターンがあるのを発見しました。遅い方に行く気はしないけどさ。

Dirts' Bar とかも流行らしい。しかも、酒飲まずに真剣にやるのが流行らしいです。My dirts 持っていたりする。

Friday 4 September 2009

プール




博多は最終日だけ、日航に泊まって泳いできました。朝食無しにしたら、プール券が付いてきた。起きて、一風堂本店でラーメン食べてから、CCNAの試験を受けて、それから、飛行機の時間までプールと言う感じ。

一日早く帰るつもりだったんですが、微妙に自信がなかったのと、どうせなら、CCNA受けていこうと言うことで、延ばしたので、その分、宿がなかったので、ちょっと良いところにしようってところです。広い風呂が良いならカプセルホテルも良いらしい。

一風堂は東京にあるので別にいいかなと思ったんだけど、確かに、本店は良いかも。ご飯餃子セットに負けました。

空港では「めんたい焼き鯖寿司」なるものが。

Thursday 3 September 2009

クスクス



そんなに好きなもんじゃないんですが、西池袋に、

LA POULE AU POT
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132202/13018806/dtlrvwlst/294604/

ってな、お店があって、お昼は「クスクスのみ」。クスクスはフランス料理ではないんですが、とお店の人が説明してました。

一人、千円ちょっとぐらいです。あっさり系で、ブイヨンに野菜がたくさん入っていて、なかなかよろしいです。しょっぱくないし。クスクスも、あんまりくさくないし。

確かに昔は、すごくしょっぱいポット料理が出た記憶がある。少し変わったようですね。

Wednesday 2 September 2009

人類の文化なんか関係ない、俺が儲かれば良い

「Googleブック検索和解案は泥棒行為」——中小出版49社が和解案から離脱 - ITmedia News http://bit.ly/MOSZR

なんか、

 人類の文化なんか関係ない、出版を牛耳っているのは出版社だ

ってな感じだなぁ。Internet に触れたことがない人には、全世界から検索されると言うことが、どういうことか理解できないのだと思う。そのあたりが「中小」である所以なんだろうけど。

出版物が全世界で共有されることが、集合知の視点からは当然だと思う。もちろん、そこに至る道のりが遠いのはわかっているけど。

検索によって、販売が伸びることはあっても、減ることがあるとは思えないです。そういう機会損失を強要するのってどうなのかなぁ。離脱により、日本人特有の「ゴネ得」を期待しているのだろうとも思うけど、google の反応は「あっそ。じゃ、検索できなくします」だと思う。

そもそも「検索させない」あたりが「出版の権限を出版社に維持して、著作権者から遠ざける」と言う戦略だと思う。もちろん、検索させない選択をするWWW小説作家がいるのは知ってるけど、それを選択するのは、個々の著作者であって、出版社じゃないだろ?

「Googleが商用目的で、著者や出版社に無断で書籍をスキャンする行為は日米の著作権法に違反している」と言う主張なんだけど、確かに「複製権を権利者が専有する」という条項が今の著作権法があるし、米国でもFair use の範囲内に入るとは思えない。

でも、だから、じゃぁ、世界的な検索はダメだってのは、おかしい。それは今の著作物を作る技術的な背景と矛盾していると思う。もはや、複製は、人間の頭で記憶するぐらい普遍的な技術で、それを禁止するのは「記憶するのを禁止する」のに近い。

そのあたりの前提の変化を考えながら、著作権法自体を見直していく必要があると思う。複製ではなく、使用量や、貢献度を評価して、金銭に換えていくビジネスモデルを前提にする方が良い。ゲームとかでも、売り上げはコピーではなく、事前評価によるものが大きいわけだから、そんなにおかしくないです。

fj でも、「fjへの投稿によって、複製権の放棄」を提案したことがあるけど、あまり受けは良くなかったですね。Usenet news は事実上、複製権の放棄なのに。すごく苦労して記事の集合を出版した人もいるんだけど、冷たい反応だったな。

Tuesday 1 September 2009

無限記憶 Axis

R.C.ウィルスンの時間封鎖の続編です。

時間封鎖は、時間を前後に話していくので非常にわかりにくくて。それでもすぐに読んでしまいました。宇宙スケールの時間がどんどん進む中の並行に「夫婦の会話」とかやっている感じ。これは疲れる。と作家も思ったんでしょう。

こっちは、かったるい〜時間がゆるゆる流れます。離婚した妻と、離婚された旦那の話でもある。第四期のおばあさん達の話でもあります。

時間封鎖より、こっちの方が小説的に完成度が高いと思う。もちろん、つまらないという言い方も出来るとは思うんですが、割と気に入りました。バラードっぽい雰囲気がある。特にt第四期達が微妙に諦めているあたり。

仮定体ってのがいるので、ある意味で「神の実在が証明された世界」というSFだとも言える。時間封鎖では、旧宗教がどうなたかに触れていたはずですが、こっちでは、もう独自の展開です。

スターゲートにも昇天という概念があるので、どうも、この二作はスターゲートの世界の構築みたいな感じだな。これは、ちょっと書きにくいと思う。下手すれば、スターゲートのエピソードに似ちゃうだろうし。あっちは10年やってますからね。