眉村卓って割と期待されていた作家だと思うんだけど、司政官シリーズが代表作だと思うと、ちょっと悲しい気がする。「EXPO'87」の産業士官は、猛烈サラリーマン(だっけ?)の将来を見る感じで面白かったんだけど、司政官は、もっと弱々。
ロボット官僚というアイデアは面白いです。でも、いまだにこの程度のロボット知能を作ることは出来てない。第五世代プロジェクト自体が、そういう方向にとどめを刺したというところがあるんだけど、チャレンジする価値はあると思う。でも、10年ぐらいでは足りないでしょうけど。
そのアイデアを活かし切れてないのは、ロボットと官僚に関する理解不足からか?
まだ、全然読んでないんですが、SFマガジンで読んだ「遺跡の風」を読み直すのが楽しみです。
仮想の年代順に並べるのは疑問。でも、解説は充実してます。それでも、1,500円の価値があるかどうかは微妙。もっとも、2冊で、1,500円と考えるとそんなものか? 「引き潮のとき」も買おうかと考え中。
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