Sunday 1 May 2011

魔法少女まどかマギカ

いや、将士、「ドクラマグラ」って言ってたよな。絶対言ってた。あれがアニメ化されるならすごいと思ったよ。

でも、そうではなくて、「まどかマギカ」だったのね。なんですが、ようやっと全部見ました。PUELLA MAGI MADOKA MAGICA はラテン語なのか。ふーん。

シャフトは、それほど好きなアニメ制作ではないんですが、「キノの旅」をこの間見たばかりだな。

とりあえず3話まで見ろとか言われましたが、自分的には、10話まで、いまいち盛り上がれませんでした。いや、戦闘シーンのアニメとかカッコ良いのだけど。ちょっと、周りが盛り上がり過ぎなんだよ。

11,12話はニコ動で見たので、がっかり画質でしたが。AT-X でやってるのでブルレイは買わなくても良いかな。放送と並行して発売するのが最近の流れ。ブルレイ高すぎるとも思うが、買う人がいるんだから問題ないのか。

魔法少女系の文法と、10話以降のSFの文法が両立しているところが素晴らしい。泣ける話。

エントロピーとかの用語はSFの文法の一部なだけで使いこなされているわけではないけど、それは、そういうもの。キュウベイのグリーフシードの回収とかの方が安直な設定で整合性に欠ける感じ。魔女になる直前のソウルジェムは回収しないの? でも、大人は、そういうところは気にしないものなのさ。

ほむらに感情移入して読む話でしょう。そこが丁寧に書かれているので、何回も見れる話になっている。10話を見てから、1話を見直す。そういうループ。

まどか側から見ると、普通の少女なのに勝手にまつり上げられているので、可哀想過ぎる。ほむらの変わり様に対して、まどかは変わらない。その辺りの対比も良い。

この手の「三つの望み」には自己参照矛盾があるのが普通だし、この話も、その一種だけど、この手のスクリーンバロックは古株のSFファンにも、ぐっとくる話でした。楽しめました。ぱちぱちぱちぱち。

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