Friday 22 January 2010

企業の求める人材

もっとはっきり言うと、企業に都合の良い人材だよね?

企業が学生に柔軟性を要求するのは理解できる。しかし、学部生で、それをアピールするのは難しい。専門や勉強ではなく柔軟性で評価されるなら、学生が経験値目当てのバイトやサークルに走るのも理解できる。大企業でも、どうせ放り出される。同じ仕事で何十年もやっていけるわけはないんだから、柔軟性が必要なのは確か。

なので「専門知識を強調する」とか「これ以外はやりたくありません」みたいなことを言うと、企業側は取りづらいらしい。

でも、幅広く知識を身に付けようとする学生は、やっぱり珍しい。でも、一つの分野を深く勉強すれば、自然に広くなるものだけどね。その方が勉強もしやすい。最初から広く勉強するのは発散するので。

ベーシックインカムとか生活保護に文句を付ける人も多いけど、80-20ルールでは、収益の80%は20%の人材。もちろん、企業側は、80%を首にしたいだろうが、残り20%でも同じことが成立する。逆に言えば、80%は適当にやっていて良いと言うことでもある。その80%は、ある意味では20%の人が好き勝手に動けるように必要なのだとも思う。

収益を上げるにはリスクを取る必要があるが、全員がリスクを取るわけにもいかない。でも、リスクを取らなければ、必ず尻すぼみ。

セーフティネットがしっかりしていれば、企業側は柔軟に人材管理出来るので(さっさと首に出来るので)、結局は、うれしいはず。その分、コスト払えとも思う。おそらくは、使えない人材を抱えているよりは安い。

やる気のない人が、中にいるよりは、生活保護で外にいてくれた方が嬉しい。あるいは、フルタイムで働かなくても良いから、メンヘルにならない程度に頑張ってくれた方が良いよ。

リアルタイム処理の応答速度は、遊んでいる資源に比例します。スループット重視の「ビジネス」全員が忙しそうな振りをしているってのは、速度重視な現状とは合わないのだと思う。

Many Core でも重要なのは、CPU Core を使い切ることではなくて並列度を維持しながら、Shortest Job First を行うことだと思う。

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