Tuesday 19 January 2010

日立製作所工場見学

なんとか授業には間に合いそう。(いや、10分遅刻か? それはいつものことか)

日立のBlade の実機と、VIRTAGEを見たいと言ったら、なんと、渋沢の工場に呼び出されて、工場見学と言うことに... 渋沢を川崎って言うのは無理筋だと思います。

僕一人だったんだが、向う側は10人。プレゼンは、スムースでした。これは、かなり練習しているって感じ。うちの学生も、あれくらいスムースにプレゼンとデモをやって欲しい。

工場は、Blade のボードの表面実装と組み立てでした。でも、正月開けだからか、不況だからかラインは閑散... うううう、大丈夫かぁ〜

でも、無鉛半田のフローの工程、部品の実装、温度エージングなど興味深かったです。セル方式の生産も、もう十年か。すっかり、多品種少量生産に移行ですね。

昔と違って、工場のそこら中にパソコンがある。なんと、Let's Note も見掛けました。作っているものも、IBMとかHPとか、なんでもありらしい。

超氷河期見たいに「3年生の9月では遅い」みたいなことは今はないようなので、また、琉大生向けの企業訪問ツアーを企画しても良いかな。

でっかい冷却機のついたブレードは、うちには関係ないな。ごめんなさい。でも、Thin client 用の小さいのは面白かった。今のCore Duo PC クラスタと同じ発想。今の180台クラスタも、低消費電力とか省スペースとか、実は、かなり先進的だった。

Blade は実機は触れなかったのでコメントなし。

VIRTAGE は上野さんに直接話を聞けて良かったです。OS研究会で仮想化の話をしてくださいと頼んでみました。日立のメインフレームの技術をそのまま Iternium の仮想化に応用したらしい。Iternium 用の Xen の信頼性が低くて、Intel から問い合わせがあったみたいなことを言ってました。ハードウェア分割とかも基本的だけど面白い。デモも良かったです。CLI があるらしい。

PCの歴史はメインフレームをなぞっているので、なんか特許を探すと既に期限切なんてのが多いらしい。メインフレームと同様に仮想化のオーバヘッドは、ほぼゼロになると思うけど、それは、2-3年先でしょうと言ってました。僕も同意見。Intelのやる気による。

意外に良くできていると言うのが正直な感想。ライセンスはBlade あたり 2 LPAR (2仮想マシン)までは付いてくるそうです。

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