中学に入ると、私学だからそうなんだけど、
妙にできる高校生の先輩
がいる。あそこは、*大*運動会があるので、高校三年生が中一を指導するわけ。面白いよね。12才と18才の差は絶対的。しかも、超優秀なのがそろっている。あそこはネジが飛んでる奴も多かったが。
なんだけど、東工大に行ったら、
同級生は、田舎もんばっかり
まぁ、そうなんですよ。全国から来るわけだから。もちろん、優秀な人が来るわけなんだけど、地方の優秀な人って、ある意味で競争にさらされてないよね。すごくのんびりしているわけ。
なんだけど、先輩達はやっぱりすごい。18才と23才の絶対的な差がある。でも、結局、学部の間の先生と過ごす時間ってのは、あんまりない。結局、同級生と勉強会とかが多くて、それも悪くはなかったが、もっと、近道があったと今では思います。
で、東大の大学院に入ると、
博士課程の学生が超優秀
まぁ、当り前なんだけど。おそらく、日本で一番優秀な人がいる。企業的な「役に立つ」ではなくて、アカデミックに偏った形で。もっとも、京大ではないので、かなりお役人的な優秀さではある。つまり、論文通す技術的な優秀さですね。僕は、そう言うのとは相容れないので、実は、東大向きではなかったとは思いますけどね。
M1とD3の差は、年齢的なものを越えていると思う。そこには、また5年の差があるわけだけど、それだけではない。博士の学生は自分の戦力になって欲しいから、修士の学生に短期間で詰め込む。論文とかプログラミングとか。あるいは、rogue とか nethack とかも。学問的には一番の近道だと思う。ある意味で学問の王道かも。5年の差が一つのキーワードなのかも知れないです。
なので、研究室に博士課程の学生がいると良いと思う。思うけど、
博士課程は、辛く厳しい割にリターンがない
いや、自分的に得るものは大きいとは思う。でも、それだけなんだよね。もちろん、うまくやっている人が多いんだけど、そうでない人も多い。幸せかどうかは、本人の気持次第なんだけどね。
グレーレンズマンじゃないが、
博士取ったら、仕事してではなく好き勝手なことやって良い、予算も付ける
位でないと、博士課程に行くリスクを取る気になれません。
と言うわけなので、博士の学生は僕のところにはいません。でも、博士がいないと論文は出ないものだよな。戦力的に :-p いや、それは言い訳か。
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