Saturday, 21 March 2009

時砂の王 __ 小川一水

これは、幻魔大戦がちゃんと完結していれば、そうだったような物語ですね。276ページは短いですが、密度は高い。

時間旅行の扱いは、いつもの通り微妙。まぁ、正解はないわけだし、感じでも良いかな。並行宇宙と因果効果を両立させるのは難しいでしょう。確率密度とかと絡めると良かったかも。最近、そういう方向の時間ものも出て来ているようです。

彌与(みよ)、オーヴィル、カティ、幹、主要登場人物をあまり欲張ってないのが良い。

結末には、もう少し補強が欲しいところか? カタルシスはあるので、これはこれで良いかな。

なんとなく、戦争なんて結局、馬鹿馬鹿しいものなんだよという考えが透けて見えているのが共感出来ます。

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