Wednesday, 31 December 2008

地球幼年期の終り Childhood's End

今年は、A.C.ClarkeとMichael Crichton の亡くなった年なわけだけど、読み直しているのは、それとは関係なく...

SFの原点の一つで、侵略物としても、昇天物としても、色んな発展を見せた話。Blood Music とかEvangelionとか。

円盤型宇宙船が複数いきなり登場するのは、Independence Dayがパクったわけですけど、「 せっかく幼年期を無事に乗り切れるようにoverloadが来たのに、それを打ち倒してしまう物語だったのね」とか自分では書いてるな。

ニューアテネで、新しい文化の創成を目指すみたいな話があるんだけど、「いまのところもっとも成功をおさめたのが、形式としては無限の可能性を秘めている漫画映画なのだ」とか書いてある。53年(邦訳69年)だとアニメという言葉は一般的ではなかったのか。

英語も含めて何回か読み直している本ですが、それを含めて予測が詳細なのを再発見しました。overloadが来た時に、科学や文化、宗教にどういう影響があるかを丁寧に書いてある。このテーマ(侵略ものとして?)はいろいろ焼き直されているわけだけど、この点に関しては、乗り越えられてないかも知れない。Evangelion はかなり良い線だったか。予測が当たるかどうかは別だけど。

「こっくりさん」が効果的に使われている話と言う印象が強い。

英語で読んだかどうかは記憶が曖昧。手元では発見できませんでした。

 訳すな、訳してもらってから読め
  http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51157614.html

でも、邦訳を読んでから英語の原文を読むと英語の勉強になるみたいな話が出てますが、A.C.Clarke の短編集をいとこに買って来てもらって読んでました。知っている話だと、読むmotivationは落ちるかな。

カレレンの綴は、Karrelen なんだけど、綴を思い出せなかったところを見ると英語では読んでないのかも。

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