そもそも文庫のあとがきに「誰とでも刃を交えるというファイトが今の僕にあるのか」みたいなことが書いてある。
エスピーヌンとかエイバアトとか、ほとんど忘れてましたが、一部、「シズカニシナセロ」とか覚えているものだね。銀河をまたにかけたスペオペなはずなんだけど、人の動きに「中小企業的な」イメージがある。戦闘描写とかもなぁ。ご都合主義だし。でも、シロタが英雄に祭り上げられても変わらないところとか、最後のカーリーとのところとか、なんとなく好きです。甘い話悪くない。
まぁ、人に勧めるものとは違う本かも。70年代のSFの始まりの頃、と言っても、日本のはアメリカの60年代の10年遅れなわけだけど、その頃の雰囲気があるというだけ。小松左京の「果てし無き時の流れの果てに」とか平井和正の「メガロポリスの虎」とか、あー言う感じ。光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」とか。ま、単なる感傷です。
そういうエネルギーを感じた最近の本というとジョンCライトのゴールデン・エイジ三部作かかな。あんなのよく今書けるな。といっても2002年だけど。
眉村卓は、やっぱり司政官シリーズでしょう。EXPO'87も持って来ましたが読むかどうかはわかりません。「引き潮の時」はどうなった。黒田藩プレスという怪しいのは一体なんだ?
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