Tuesday, 1 February 2011

Firstborn

A.C.Clarke and Stephen Baxter です。晩年だね。A time odyssey 3部作の最後。と言っても、Time's eye と Sunstorm は、読んでません。Sunstorm は Kindle の中に入っているが、いつ読むことか。

ハルコンで買ったわけなんですが、1/21 から読み始めたが、400page 一気だったところを見ると、面白かったようです。Sunstrom 読んでなくても、まぁ、なんとかなるみたい。英語は読みやすい。技術用語ばかりだし。

Firstborn による巨大太陽嵐を Sun shiled で乗り切った人類に、Firstborn は、今度は、Quntum bomb を送り込んで来る。それに、どうやって人類は対抗するのか! ってな、スペオペ設定です。

前半、Besesa が火星に到達するまでが、とっても Clarke っぽい。わざとでしょう。それだけでも読む価値あると思う。Liberator の Q-bomb 攻撃も面白い。Q-bomb のギミっくもよろしいです。宇宙論爆弾ね。

この話は、いろいろなSFのオマージュになっている。楽園の泉はもちろん、月は無慈悲な夜の女王、宇宙の戦士、十月一日では遅すぎる、渚にて…

後半ちょっとだれるし、やっぱり、安直なエンディングだし。まぁ、それも Baxter っぽいよ。

Firstborn がどういう意図を持っているかは、もちろんわからないけど、止めたいのは「テラフォーミング」そのものなんじゃないかなぁ。ある意味では反「地球幼年期の終り」、つまり、成長を拒否しているようなところがある気がします。

洋書は久しぶり。Phase Space 以来か? って、2003年? もう少し洋書で読むのを増やした方が良いなぁ。

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