映画は、最短ダイジェストみたいな感じ。余計なものが入る余地がなくて良かったです。
ビジュアルな映画で、肉体とか打ち合いの構図とか、そういうものを楽しむものだと思う。それは良くできてます。
クロスカウンターは、まぁ、波動砲だよね。波動砲に物理理論がないように、ボクシングとは、あんまり関係ない話でもある。過程がほとんどない。漫画では、少しはあったんだけど。「明日のために(その1)」だけだね。
力石が死ぬところまでなので、力石の悲劇と見るべきでしょう。力石が何故矢吹に、あれほど、執着するのかと言えば、まぁ、それは「愛」しかないでしょ? 力石のお葬式の映画だとも言える。
葉子って、あんな設定だったっけ?
実際のボクシングでも死んでいる人が結構いる。だから、ダメってのは、現実から離れすぎている。より安全にってのと、エンターテインメントを秤にかけるのはどうかとも思うが、誰でも、命をかけて人生を生きているからね。子供の頃、父がボクシングのテレビ中継を良く見ていて、何が面白いのか良くわからなかった。それは、今でも、そうかな。でも、そういう世界があるのは理解できます。
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