Sunday 2 August 2009

反逆者の月3

6月に東京に持っていたのですが、全然、読めず。さらに、下巻だけ東京に置いて沖縄に戻ってしまうということをしたので、まったく読めませんでした。

最初の方のつまらなさったらなくて、途中で止めようとも思ったんですが、読み飛ばしているうちに、いつもの感じになって来ました。

科学技術を凍結して、中世に戻った社会に墜落するあたりが面白いです。そのあたりの宇宙戦闘は僕の好みだな。

デイヴィット・ウェーバーの本領っていたら血生臭い戦闘だよね。この反逆者の月シリーズ全体がそうだし。

宇宙の迷子になって、ふっと降り立った帝国の残滓の惑星で、数十万人を巻き込む中世の戦争が下巻の中心です。面白くないとは言わないが、「なんだかな〜」とは思います。

一つは、戦争自体にあまり大義がないことかな。バーハットとパーダルの両方で行なわれる戦闘の両方にあまり原因がない。まぁ、実際の戦争もそんなものであることも確かなんだけど。

戦争ゴッコものですね。そういうのが好きな人ならば。特に銃のつまらない改良のあたりのこだわりは面白く感じました。

バーハット側のエピソードは分離して欲しかったかな。

さて、次は東京にいる間に大作を読もうと思っているんですが、どうなることやら。

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