Monday, 11 May 2009

ディファレンス・エンジン

言わずと知れたギブスン/スターリングのスチームパンクです。1991年。読んだのは1995年の角川文庫。

最初は英語で読んで挫折しました。一つは日本語訳が結構すぐ出たからでしょう。もう一つは面白くなかったから。

今回、いまさら読んでみたんだけど、ホームズ読んでいるみたい。モーリアティ出て来るしね。小説の構成もタペストリーみたいなもので、一直線な物語ではありません。だから、ダメってわけでもないですが、そういうことをするなら、一つ一つの断片に力が必要だし、引き込む興味が必要だと思う。

日本人に取っての時代劇みたいなものかも。時代劇SFは、いくつか挑戦されてますが、面白くなかったな。

エンジンそのもののSF的考察が浅いので、SFになりきれてないという問題があるな。ギアをマイルで計ったりとかの工夫はあるわけですが、解析機関/階差機関が乗り切れなかったのは摩擦だったので、そこはなんとかコメントが欲しかったかも。

前半も結構つらかったんですが、まぁ、読めました。後半は、ちょっと、どうでも良い感じだったかな。

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