子供の頃、図書館に一人で行けるようになったのはとってもうれしかった。中学高校では、図書室のどこに何があるかは全部把握していたはずです。なのだが、
* 文庫本
が常備されるようになって量が増えたので小説はあまり読まなくなった。SF は置いてくれなかったので主に SF ばかり読んでたし。たくさんあると読まないものだ。
うっかり、
* 江戸川乱歩読破
みたいなことをやってしまったので後悔してます。それで SF 以外はゴミと思うようになっていたかも。ひどい。
歴史物は嫌いとか、好き嫌いたくさんあったな。歴史物が嫌いだったのは、家に吉川英治全集とか山本周五郎の樅の木は残ったとかがあったせいのようです。極めてつまらないと言う印象しかなく。大学院時代は、周りは三国志にはまっていたようだが、そんな関係で、今でも読んでません。もっとも、南総里見八犬伝は面白かったという記憶がある。その差はどこに?
一つは宮沢賢治先に読んじゃったからかなぁ。あの面白さを歴史物に要求するのは間違っている。
今の視点から区立図書館とかを思い出すと、
* 絶望的に本が古い
* どの順に読めばよいかわからない
割と残念な感じ。
自分の好きなSFがなくなると、そこにはいかなくなるみたいな使い方だったようです。大学1年の時に「ナルニア読んでないの?」とか言われて渋谷図書館のを読んだ記憶がある。渋谷は便利だったのでよく使いました。
高校の図書館は、面白い本が多かった。はずれの数学書があるのには、はまったが。現代生物学モノグラムとか面白かったです。高校の図書館の本は選んで欲しいと思うよ。
ということは、
* 今自分がどんな本を読めば良いのか
ってのを、もっと人に相談するべきだったってことだよね。そして、相談できる人が図書館にいるべきだと。
でも、レムとか読み始めていた小学生の時に、エドガー・アラン・ポーを勧められたのには参ったよ。つまらないとまでは言わないが、レムとかに比べるものじゃないよね。でも、江戸川乱歩を読んだものも、その延長だろうからなぁ。なんか、もっと勧めるべきものあったんじゃないか? そういう意味で適切だったのが、従兄弟が薦めてくれた、
* ジュールベルヌ全集
ですね。これははまりました。面白かったな〜 二年間の休暇とか子供向きの十五少年漂流記とかと全然違うし。
小学生は段階の幅が広いから何を勧めるのかは難しいよね。中学生の頃に、SFマガジン買おうとして店主に怒られたりとか。エロ本かSFマガジンは。
大学生になると周りに聞けば良いから楽でした。読書会たくさんやったな。
* * *
大学の研究費で本を買うと、図書館経由の購入になるらしい。なので、研究費で書籍を買うことは、まったくなくなりました。学生は図書館を使うけど、学生が欲しいと言った本は自費で買ってます。
* 専有できない
* 自炊できない
じゃぁ、本買う意味ないよね?
電書は、積ん読圧が低すぎる気もする。
田園書房がなくなってしまったので、青背も買わなくなったしな〜 学生はラノベばかりだし。ラノベが悪いとは思いませんが。
本屋のそばのスタバは、新宿ルミネにあったと思うけど、一見便利そうだが、あまり使いませんでした。理由は不明。
図書館の意味とか位置づけってのは、これからどんどん変わっていくんだろうな。
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