学科システム管理がどのように変わっていくかは、僕一人だけで決まるわけではないので、これからが楽しみです。
3年次に学科システムの管理をさせるというあれですが、今年からは、長田さんの希望で「修士に金を払ってやらせる」に。
まぁ、気持ちはわかる。3年次では「何もわかってないし、何もできない」から、結局、自分たち(=先生)でなんとかすることになる。それよりは、修士(=奴隷)にやらせた方が、まだ使えると言うことね。でも、それが僕が一番させたくないことだったりする。金もらっているっていっても所詮学生だからな。
システム管理とかは、修士や博士の逃避に丁度良いんだよね。僕もはまった方だからわかる。でも、Know How が学生に集中するのはダメ。所詮、学生だから。院生や教員が3年次に提案して、3年次ができる範囲で管理するというのが良いというのが僕の狙い。でも、まあ、また院生に戻すのも良いだろう。
システム管理の複雑度を上げるのは簡単なんだが、あまり意味はない。毎年、3年次が習得できる程度が望ましい。なのだが、LDAPをセンタの下請けにしたり、ホストの登録からDNSへ反映させるとか、Edyによる鍵管理とか、そんなものを入れたので、若干、3年次の能力を超えた感じだな。いや、もちろん、ちゃんと作れば管理業務と分離できるのだが、まぁ、難しいよね。
DNSもメールも、管理の手間が上がっていて、うちの規模だと既に厳しいのかも。大したことないといえばそうなんだが。メールは Gmail に移行したので楽にはなったが、危うく、学科のメール自体を落とされそうに。Gmail があるから、smtp server 要らんってわけじゃないんだよ。まったく。
学生が主導権を握れるというのは良いと思うんだよね。そうでないと、東工大とか沖縄高専とかそうだが、
* 使えないネットワークが一番安全
ということになりがち。もっとも、P2P / bittorent とかで、後ろから撃ってくる学生も多い。自由なネットワークを守っているのに、後ろから撃つか。そうか。
でも、システム管理なので、ネットワークの設定とかLinuxの設定とかに気を取られてしまうようだが、本来は、
* 学科の教育研究の Know How や情報の流れを集約する
のが学科システムで、その中心は Web なはず。今は、WordPress だが、そのダサさにはがっかり中です。Mercurial とか RedMine 使えよとも思うが。
もう一つ重要なのは、
* システムのバックアップ
この間もVMの移行の時に「バックアップが読めない」で泣いてたよね? サーバ班は、まず「バックアップのフロー」を確認するべき。システムの信頼性を決めるのは第一義にバックアップだから。
その辺りを押さえて、オープンキャンパス用のポスターを作ってくださいってな、そんな話を金もらっている学生にしてました。じゃぁ、明日のオープンキャンパス頑張ってね。
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