当時は「ワークステーション」の出始めの頃で、それ用の予算を確保したのだが、なんと会社が潰れて出荷されなかった。なので、替わりに買ったのが初代Macでした。マウス搭載の最初のPCなわけですが、Xerox 1100SIPを触っていたので初めてではありませんでした。 Sun 1とかを買うって話は出なかったので、発売されてなかったんだと思う。
ImageWriter付きだったので、論文にMacDrawで書いた図とかを貼っていた。MacPaintは玩具だと思ったが、MacDrawには完璧にはまりました。完璧にはまったものは、Tetrisだな。この初代Macは、512kに拡張されて使われていたはず。なんだが、研究室では、その一台以外は買われなかったはずです。
Sonyに移ったら、当時、Sony NEWSってのはAppleTalkを標準で持っていて、Macとの相性は抜群だった。なんだが、僕は、全然、関心がなかった。だって、OSと呼べるようなものがないし、開発環境もUnixから見ればゴミだったし。Init Conflict とか、68030へ移行した時のコード書き換えを行なっているプログラムが軒並エラー、PowerPCへ移行した時のポインタの上位ビットの非互換性とか、まぁ、正直に言って、
時代錯誤のダメOSもどき付き、ビットマップ玩具
と言う感じで見てました。ファミコンに近い。
この時には、図とかはidrawでX11の上で書いてました。おかげで、Illustrator は、いまだに使えず。idrawがあったので、MacDrawからは抜けました。
僕以外のCSLのメンバはMacを使っていて Now Up to Date ってのが必ず立ち上がっていた。「そのためだけに使っている」人もいたはず。
で、CSLではNeXT Cubeがあったので、それをがめて使ってました。なにせ「モリサワフォント」で「専用にチューニングされたCanonレーザプリンタ」付きだし。64MB(!)までメモリを拡張して使ってました。僕的には、こっちの方が今のMacに繋がってます。Diagram!も良かったし。今は、OmniGraffleか。
Jobsが戻って来て、OS X になるまでのMacintoshって、
本当のゴミ
だったと思う。Virusにやられまくり。落ちまくり。しかも、Copland というペーパーウェアまであったし。Rhapsody を動かすために買った Power Macitosh 8500( http://tinyurl.com/b9fdhn )も、最低な機械だった。高い割りに遅くて、Rhapsodyも地獄のような遅さだったので、見捨てようかと思いましたよ。でも学生達は、OS 9 で楽しかったようです。
ただ、唯一評価してたのは、
OS 8.x, OS 9.x のマウスのチューニング
ですね。これだけは、Macの方がすぐれていたと思う。が、Mac OS X になって、その神さ加減はなくなったんだけどさ。なので、17PB/MBP17はタッチパッドで、まったく問題ありません。
そんなわけなので、僕的な Mac の25年は、
初代Mac → Fat Mac → NeXT Cube → OPENSTEP → PowerMac G4 Cube → Intel iMac
という感じです。こう見ると、割りとゴミではない感じ。
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