Sunday, 25 January 2009

Macの思い出

発売25周年らしい。

 http://tinyurl.com/addyor

当時は「ワークステーション」の出始めの頃で、それ用の予算を確保したのだが、なんと会社が潰れて出荷されなかった。なので、替わりに買ったのが初代Macでした。マウス搭載の最初のPCなわけですが、Xerox 1100SIPを触っていたので初めてではありませんでした。 Sun 1とかを買うって話は出なかったので、発売されてなかったんだと思う。

ImageWriter付きだったので、論文にMacDrawで書いた図とかを貼っていた。MacPaintは玩具だと思ったが、MacDrawには完璧にはまりました。完璧にはまったものは、Tetrisだな。この初代Macは、512kに拡張されて使われていたはず。なんだが、研究室では、その一台以外は買われなかったはずです。

Sonyに移ったら、当時、Sony NEWSってのはAppleTalkを標準で持っていて、Macとの相性は抜群だった。なんだが、僕は、全然、関心がなかった。だって、OSと呼べるようなものがないし、開発環境もUnixから見ればゴミだったし。Init Conflict とか、68030へ移行した時のコード書き換えを行なっているプログラムが軒並エラー、PowerPCへ移行した時のポインタの上位ビットの非互換性とか、まぁ、正直に言って、

 時代錯誤のダメOSもどき付き、ビットマップ玩具

と言う感じで見てました。ファミコンに近い。

この時には、図とかはidrawでX11の上で書いてました。おかげで、Illustrator は、いまだに使えず。idrawがあったので、MacDrawからは抜けました。

僕以外のCSLのメンバはMacを使っていて Now Up to Date ってのが必ず立ち上がっていた。「そのためだけに使っている」人もいたはず。

で、CSLではNeXT Cubeがあったので、それをがめて使ってました。なにせ「モリサワフォント」で「専用にチューニングされたCanonレーザプリンタ」付きだし。64MB(!)までメモリを拡張して使ってました。僕的には、こっちの方が今のMacに繋がってます。Diagram!も良かったし。今は、OmniGraffleか。

Jobsが戻って来て、OS X になるまでのMacintoshって、

 本当のゴミ

だったと思う。Virusにやられまくり。落ちまくり。しかも、Copland というペーパーウェアまであったし。Rhapsody を動かすために買った Power Macitosh 8500( http://tinyurl.com/b9fdhn )も、最低な機械だった。高い割りに遅くて、Rhapsodyも地獄のような遅さだったので、見捨てようかと思いましたよ。でも学生達は、OS 9 で楽しかったようです。

ただ、唯一評価してたのは、

 OS 8.x, OS 9.x のマウスのチューニング

ですね。これだけは、Macの方がすぐれていたと思う。が、Mac OS X になって、その神さ加減はなくなったんだけどさ。なので、17PB/MBP17はタッチパッドで、まったく問題ありません。

そんなわけなので、僕的な Mac の25年は、

 初代Mac → Fat Mac → NeXT Cube → OPENSTEP → PowerMac G4 Cube → Intel iMac

という感じです。こう見ると、割りとゴミではない感じ。

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