Tuesday 27 February 2007

P2Pはもう悪夢ではない?



http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/26/news049.html

単一サーバ、特に、WWWサーバは、分散アプリケーションという視点からは退化でしかない。数十万 (数百万でさえない...) アクセスに耐えるために、巨大なサーバを用意するってのは、Internet/Unix 文化から見ると笑い話で、ビッグブルーな人達から見ると、笑いが止まらない話だ。

Winny のような削除できない Anonymous P2P は結局、悪だってな論法の人もいるけど、やっぱり、OSI 階層から勉強し直すべきだと思う。TCP/IP 自体が「ソースを問わず、データは送り届ける」という仕組みなのであって、データの信頼性とかセキュリティとかは、プレゼンテーション層で行うものです。理論的に、ネットワーク層以下が関与しないと不可能だとか証明されているなら別だが...

「合法デジタル音楽サービスと同様に、コンシューマーを無料の海賊版があふれる環境から、有料の合法サービスへと引き寄せることが課題となる。そのための戦略は、混沌とした海賊版サイトよりも優れた体験の提供を目指すことだ。」

ってのは、当り前の正論であって、有料なんだから、その分、ちゃんとしたものを出すべきだってことだよね。

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