大学入試に使うで若干話題になっているようですが。2016年目標? さぁどうだかね。
うちの学科では大学院入試には TOEFL を使ってます。高いという人もいますが、ITP っていう安上がりのやつがあります。なので高いという批判は、ちょっと外れだね。
難しすぎるので差が出ないとかいう人もいますが、ちゃんと英語の成績に沿って差が出ます。問題ありません。どういう重みで判定するかは各大学の勝手だな。
で、そう決めた時に一回学生と一緒に受けに行ったのですが、あんまり良くはなかった。515点は低い。iBT65相当なので大きな声で言える点数と言い難い。でも、今受けて、それを越えるかどうかは自信がないな。強力に集中力を要求する試験なので。とは言いながら、大半の学生よりは上の点数です。
つまり、今の学生の英語の出来なさ加減は半端じゃないってことね。
受験勉強始めたら模試の英語に歯が立たなかったので、自分で勉強したんですが、文法書一冊と試験に出る英単語ぐらいで3ヶ月で偏差値60ぐらいに。その後は、短いエッセイとかSFのペーパーバックとか読んでました。で、理系の入試だとそれで十分。80点ぐらいは取れるようになっちゃう。なので、そこで英語の勉強をやめちゃうんだよね。ってことは、高校までは全然英語勉強しなくても英語の授業を乗り切っていたってこと。
言っちゃぁなんだが優秀な学生だったと思うので、要求される英語のレベルが低いのはもったいなかったと思う。実際、
* 大学に入って、英語の本を読むようになったら、まったく役に立たなかった
で、そこで勉強しなおしなわけ。と言っても問題集とかはもう解かなくて、ひたすら本読むような感じだったけど。それが良いかどかは別なんだけど。Dictation とか Shadowing とか、もっとやれば良かったかも。でも、大学で英語の勉強ってのはもったいないです。他にやるべきことたくさんあるから。
大学入試でも80点から90点に上げるのは結構大変。TOEFLだと iBT60からiBT80に上げる感じかな。その段階を大学でやるなら、ありかな。いや、文系の人には笑われるでしょうけど。
* 今は、80点から90点に上げるメリットはない
わけだけど、TOEFL baseになると iBT120まであるので英語を勉強するメリットが上がる。それは大きいと思う。それに、
* 十分だと思う程度に勉強したが、まったく役に立たない
ってのは避けられると思うんだよね。
もちろん、それに対応した英語教育をできる教師がいるのかとか教授法を変えないとだめだとかあるが、
* てめーら大学生なら、英語ぐらい使えるようになれ
ってことね。優秀な学生は必ずクリアできます。でも iBT 45 は目標として低すぎると言っておこう。
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