Sunday 28 August 2005

カーター破局 Carter catastrophe



人類は200年後に滅亡するという統計数学的予言。Stephen Baxter の Manifold: Time に出て来ます。元のソースを探す努力もしたんだが見つけられず。

でも、説得力はあるんだよね。直観的にも、このままで人類が200年以上続くとは思えないしね。努力すれば200年と言う数値は変えられるものでもあるし。人類の人口増加曲線の形によるので。そのあたりは Baxter は、あまり書いてないけどさ。人口曲線が現在に対して対称になれば破局は100万年先ってなことになりますが、ありそうもないね。

良くある終末予言は「2年後」らしい。富士山噴火とかもそうだったし。でも、200年ってのは微妙だ。自分はあと何年生きる? 40年? 明日死ぬかも知れないのに? でも、200年の中で40年って結構な割合だよね。今の子供達は、もっと長い。でも、カーター破局には届かない。これを「たった200年」と考えるか「200年も」と考えるかってことでもあるけど。

今でもそうなんだけど、ある時点で人類の残された時間ってのが明らかになると思う。その時に「人類は何を残せるのか」ってのが問題になると思います。余裕があればね。ま、戦争して終りなんだろうけど。残せるとしたら、それは、太陽系の惑星への繁種じゃないかと思う。って辞書にでとらんな。人間そのままは無理だろうけど、微生物とかは割りと楽に可能じゃないかと思います。どうせ、環境破壊だとか言う奴はいるだろうけどさ。そうすれば、人間の次の知的生命体が宇宙に出た時には火星人とか金星人に会えるかも。

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