http://www.amazon.co.jp/dp/4004311500
英語の先生の書いた本なのだけど、最初の半分は「日本人が何故英語ができないか」の言い訳な感じ。r と l の区別は1歳の5時間の学習で決まるとか。だったら日本の赤ん坊全員に5時間の訓練を義務付けろと思いました。あと、中学では遅い説があるって話。いや、反例もあるんだけど。
まぁ、でも「流暢に話せる」「nativeみたいに話せる」ことが要求されているわけではないけどね。英語は国際語だから、通じるのが第一義。それなら中学以降でも良いらしい。僕は小学校から習ったので、標準的な日本人とは、ずれてます。小学校から英語を習ってきた学生が琉大に来るのが楽しみです。
後半の方が面白い。input して rehearsal する。テレビの効果がないのは rehearsal しないから。英語だけを使って教える emersion だと listening は良くなるが、broken になりやすい。
出てくる例文に少し疑問も。白井先生自体があまり英語できる人ではない感じ。そういう人が書くから説得力があるのかも。
僕も英語がある程度できるようになった方法とか理由とかは説明しづらい。「教授法に関しては決定打はない」らしいです。
動機には文化に興味を持つのと、英語の実用面に興味を持つのと二種類あると。なるほど。
文法は家庭学習に任せて、英語の授業では input に集中する方が偏差値で10上がるそうです。この辺りは僕の考えに近い。1000ページの英語の教科書を渡しているのはそういう意味です。専門書が良いらしい。易しいものをたくさん読み、聞くと。
input に従って、writing/speaking も上がるそうです。
語彙に関して触れられてないのは不思議ですが、「英語を学ぶ」レベルから「英語を使って情報を得る」レベルに(方法はよくわからないし簡単でもないが)上げるのが重要だとある。初期の500-800単語を乗り切るのが重要だということだと思います。学生はDuo 3.0 を薦めてたな。
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過去形とか三単元のsとか文法とか良いから、とにかく語彙を身につけて、それから文法を意識して input しろってのが、この本から得た勉強法かな。
今なら lang8 もあるから、output も可能ですね。
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