2010 年説は嘘だみたいな話が某所であったんだけど、まぁ、そっちで盛り上がるのもなんなので。(itojun は遠慮するように)
2012年説とかいろいろあるみたいです。
http://
あたり? なので、かなり現実的だと言って良い。
実は、サーバ側もクライアント側も、IPv6 Ready になりつつあります。プログラミングの仕方にもよるが、Unix 側だったら変更は socket をopen するところだけ。getaddrinfo() を使えば良いって話らしい。inetd 経由の呼出だったら、deamon は stdin/stdout を使うだけなので関係ないし。Java は、1.4 から対応してます。
だから、IPv6 に移行すればいいんだよ
ってことでしかないです。プログラミング的にはね。
IPv6 はネットワーク層なので、Ethernet が通じていれば基本的にIPv6 は通ります。なので、無線LANとかもブリッジで使う分には、upgrade の必要もない。
もちろん、ルータはIPv6対応でないとダメだけど。@nifty, Yahoo!BB, So-net はIPv6 対応だ。まぁ、西華産業とかの馬鹿はほっておくとして...
ってわけなので、馬鹿さえ避ければ、結構通る。
でも、うちの学科でIPv6が通るようになったのは、実は今年度からだ。前にも通っていたんだけど、オープンに使えるレベルじゃなかった。しかも、いまだに「IPv6 のアドレスどうする?」ってのは先送り状態だったりする。一応、割り振られていたりするけど。
何が問題かって言うと、プログラミングとかサーバ/ルータの対応ではなてく、むしろ、政治的な問題です。特に、
IPv6 はアドレス自動割当てが基本
ってあたり。
DNS に自動割当てされたIPv6 を通知する
仕組みを作らない限り動かないってことらしい。ここが、IPv4 の既存の仕組みと、まったく違う。学科のシステム紹介でもあったけど、
http://
DHCP/DNS の連係が必須ってことだと思う。IPv6 のreverse pointer は、octet の切れ目を使わないので、IPv4 よりも楽な部分もあるけど、面倒なことも確かだし。逆に、そこを解決してしまえば、良いだけです。
と言うわけで、僕の印象は、
IPv6 への移行の障壁は、2005年からほぼ消えていて、後は、
個々のドメインがいつ移行するかという問題だけ
だという感じです。サーバ側は固定IPv6 で運営すれば良いので、今すぐ対応することが可能。
まぁ、現実にはサーバ側は当面IPv6/IPv4で運用するしかないと思う。でも、クライアント、今、NATで受けているところは、IPv6 に移行することになると思います。特に、P2P あるいは、Skype みたいなのを使う人は、IPv6 に早いうちに移行してしまうと思う。
携帯電話がIPv6を持つようになればかなり便利だと思うな。NAT越えはやっぱり面倒だよ。
むしろ、そのために、IPv4 は積極的に配ってしまっても良い。ここ2,3年で、IPv6 に関しては、かなり風向きが変わるんじゃないかと僕は思ってます。(うちも、ようやっと移行できたし...)
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