小学校までは、親が好きなもの着せてたらしい。ブレザーとかで、おぼっちゃまらしく。父が町工場の社長だったから、若旦那とか呼ばれてたし。冬でも短パンだったらしいです。長靴下は嫌いだった。寒さにはむちゃくちゃ強かったらしい。
で、中学高校が詰襟制服。これは楽。それだけ着てりゃ良いんだから。この時に着たきりすずめぐせが付いた。上着のポケットの両方に文庫本を一冊ずつ入れておく。この頃は万年筆良く使ってました。字が汚いから鉛筆だと読めない。付けペン使っていた記憶もあるな。なので、ワイシャツのポケットにインクの染みが付くってのが良くあった。
で、大学時代がちょっと困った。普段着持ってないし。Gパンとワイシャツに、サファリコートみたいなのを使ってましたが、Gパンとワイシャツってのが致命的にだめ。Gパンの着心地が悪いのと、ボロボロになるのに気づくのに、2年もかかったらしい。Gパンって歩かない人のためのズボンだと思う。歩きにくいんだよ。ジーパンジョギングしてる奴なんていないでしょ? かと言って、制服に戻るわけにもいかず。
たぶん、祖母の葬式用に買ったスーツを、そのまま着始めたんじゃないかな。黒じゃなかったので。昼間大学で、夜は八丁堀で仕事みたいなことやってたので、夜は「廻りは、みんなスーツ」という感じだったし。これが、やってみると楽々。着心地良いし。ワイシャツで問題ないし。それに、やっぱり、スーツの上着って便利なんだよ。ポケットたくさんあるし。大学後半ではボールペンを愛用していたので、ペン入ればついているのは便利だった。
それでも、大学院に入るまではネクタイは締めてなかったらしいです。そもそも、持ってないしな。で、大学院でネクタイ締めたら、あとは、ずーっと同じ恰好です。考えてません。ネクタイも合わせてないです。
夏でも沖縄でも上着を欠かさないのは、冷房がきついことが多いのと、懐中時計のせいです。懐中時計をズボンに付けるのは危ないので。ズボンも痛むし。
でも、この時代って髮伸ばし始めた時期(っていうか、切らなくなっただけだが...) と一致しているんだよな。最初は紐でしばったりしていたようですが、D1から三編みにしたらしいです。
学部時代は化学科だったので、白衣も愛用してましたが... それで外を歩いたり電車に乗ったりすることは出来ないってのが欠点。何がついているかわからないから、僕だって嫌だし。特に生物学科。そ、その染みはなんだ〜
白衣は、袖にゴムがついていて、これが恰好悪いんだけど、そのゴムを外すと、広めの袖が実験器具にひっかかる。これが危ない。コンピュータサイエンスには必要ないしね。お茶の水博士だって、作業服であるべきであって、白衣は違うだろ?
とか思ったら、大学院の技官(女性)は、大学では白衣を愛用してました。汚れなくて良い(内側が)そうです。「外側は汚れていても良いのかよ」とつっこみたかったが、とりあえず、何も言いませんでした。まぁ、確かに、研究室は汚かったからなぁ。
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