Sunday, 12 October 2008

特殊化の罠

進化が行きすぎて、お互いの競争には有利だが、環境の変化などに弱くなってしまうこと。過剰適応とかと近い。

コンピュータも携帯電話も、ある方向に進んで来ると、他のものが、その水準に来るのが難しくなってしまう。もっと、他の可能性もあったはずなのに。なんて、IA32なんていう糞な命令体系を使わなきゃいけないわけ? まぁ、64bitにすれば良いじゃんという説もありますが、正直に言えば「64bit linear address/64bit pointerは無駄」という気がする。

市場経済もそんな感じ。オプションとかFXとか、あまりに特殊すぎる。情報公開とか、Insider取引の禁止とかって、結局、選択肢を狭めているだけ。つまり、全体として同じ方向を選択しがちになる。

リスク管理的には、もっと多様性を重視すれば良い。人生論的には「ここで負けても、他があるさ」みたいな保険だね。多様性って、diversity? ちょっと違う気もするが。多様性に価値を見出すのは難しい。リスクは保険と言う形で価格に出来るけど、多様性そのものを価格化するにはどうすれば良いんだろう?

CSSでも、そうだったんだけど、REPのプログラムにはまってます。Single Serverは動いたっぽいので、Multi Serverのデバッグ中。なんか、全然、コードが足りないっぽい。分散プログラムらしく、「起動するたびに動作が違う」「初期化の待ち合わせにしくって死ぬ」とか、ありありで楽しいです。

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