Tuesday 22 August 2006

東証とみずほ証券の責任のなすり合い



まぁ、400億円の損失に関して裁判になるんでしょうけど、僕の見方だと、東証の責任99%だと思う。

この事件の原因はミスとシステム不具合だけど、それだけで被害が広がったわけじゃない。ちゃんと東証が対処していれば、損失は1/100以下だったはず。取り引き停止で良かった。結局、東証は、その後の対処で何もしてなくて、みずほ証券の買取り(損失確定)で、収まった。しかも、それは東証がどれくらいの損失になるかをはっきり把握した上で、取り引き停止などをせずに放置したんだよね。これは、僕は過失の域を越えていると思う。つまり犯罪行為だったのだと思う。でも、どんな犯罪になるかっていうと良くわからないけど。( 業務妨害あたりか? あるいは、素直に背任か?)

もっとも、資産1兆円のみずほ証券にとって、400億円ってのは、それほど「あせってどうこう」って話ではないかも知れないけどね。一方で、東証の資産は、1,000億円。まぁ、400億円出せないことはないだろうけど。

一方で、証券会社が証券取り引きでリスクを背負うのだとすれば、馬鹿な役人(もどき)の意地悪ってのもリスクのうちなんじゃないか? 責任はともかく、損失を引き受けるのはみずほ証券だろとも思う。いや、もちろん、東証には責任とってもらいたいですけどね。「重過失ない」だって何言ってるの?

そもそも、誰が損したのか良くわからんし。どうせ、どっかの企業のなんちゃら財テクとかの利率が数%変わっただけなんでしょ?

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