これで思い出すのは、石原藤夫の宇宙船オロモルフ号の冒険です。
オモロルフ号に表れた謎の宇宙人、これが会議室にいて、それを廻りで「どんな質問するか」という議論。そこで部長が制止を聞かず、
「何故、ここに来たのか」
と聞いてしまい、宇宙人はそこで溶解してしまう。残ったのは回転を表す公式! それは回転するブラックホールのこと9だった的なお話。
だから、Why と聞くなと言ったのに的な。How とか What とか使えと。
オモロルフは複素関数の正則性を表す言葉らしいんですが、それを使ってる数学書を読んだことはないです。
あと出てくる数学は複素関数論とかカタストロフィ─とか。
このあと、石原氏はシロートの数学談義なファンレターをさんざん受けとることになったらしい。
この話は、もちろん、ボークトの宇宙船ビーグル号の冒険の数学パロディなのですが、会議ネタは当時の研究所のそれらしいです。
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