Wednesday 12 May 2010

日経電子版

5月から電子版+配達の人は配送社に現金を払う必要がなくクレジット払いになるようです。つまり、読者→日経本社→配送社と言うお金の流れになる。それが狙いか日経!

集金に来た人に聞いたら「なにそれ?」って感じでした。「そんなんでは、お金は払えない」と言ったが、まぁ、4月までは払っても良いらしい。きっと、5月にも集金に来て人モメすると思う。沖縄は「本土新聞」で内地の詩文は一括して扱われているらしいが、日経だけ特別扱い出来るのか?

電子版月額4千円、配達と併せて5,383円(4,568円全日版)と言う設定なので、電子版のお金から配送業者にお金を廻さないと変な価格構成だと思う。つうか、

 「電子版で新しい読者は絶対に獲得しない」

という宣言のような価格設定です。 http://www.nikkei.com/r123/?n_cid=DSPRM036

ここまで強気のInternet Service価格って個人向けでは日本初だと思う。

 憶測 - 日経電子版の本当の本当の狙い
 結論から言うと、日経電子版はすでに成功している。
 失敗そのものが、目的なのだから。
 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51408351.html

は、その通りだと思います。何せ法人プランさえない。お前は昔のNiftyServeか。

リーダーはフラッシュベースで、iPhoneでは紙面の画面は見れない。でも記事は見れます。激遲だと思う。定番メニューに履歴書しかなかったが、今日、大機小機が入った。検索が有料。検索使ったことないです。インターネットで引用できない。引用は他の新聞社の使います。最低です。

なんだが、僕的には「紙はもう要りません」です。取りに行くのめんどくさいし、溜るのも捨てるのも嫌。

横書きで読めるのがうれしい。あの新聞の変な構成って読みやすいと思っている人っているの? 数式や英語使ってない奴だけじゃないか? 縦書き嬉しがっているのって。

あと写真が紙版よりもでかい。

過去記事を比較的簡単に読めるのが良いです。さすがに古新聞ひっくり返すのはね。

休みの日があるのが新鮮。Web刊はあるんだけど。

マスメディアは Twitter との連係が面白いと思う。blog は個人的すぎて一部の専門(か似而非専門かとんでもか)の意見しか見れないが、Twitter は「薄く広く」なので、マスメディアとは異なる別な面から見た多様な「世論」が見える感じ。List/Web で切り分けたりすると面白い。

特に、民主党現政権に関してマスコミが世論をどう誘導したがっているかの裏側が見れるのは面白い。Ustream の方がテレビ中継よりも生な情報だし、それに関するコメントは Twitter で見れるし。

Twitter のfollow/listの仕方で、自分の好きなTLを構築できるので、非常に偏った世論が出来上がり、新聞のアンケートとか世論調査とかとまったく違った世界が見れます。

新聞は「広く浅く」で、日経新聞はそれでも、少し深い部分があるぐらいだが、それでも、全然足りない。日経なんて嘘ばっかり書いてる。それでも「広く」知る部分は必要だと思う。Web/Twitter との組合せは始まったばかりだと思う。

他の新聞社が日経電子版に追従するとは思えないが、まぁ、どうしようもなく変わっていくと思います。

紙をやめるには奥様を説得する必要があるらしい。まぁ、奥様がいれば新聞片付けるのは僕ではないので、良いんですけど。新聞紙自体の利用方法は多いしね。

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