Wednesday, 12 December 2007

JW-10 と技術の対価



JW-10 は大学院に入ったら、そこの研究室に置いてありました。どうやって手に入れたかは知りません。なんだが、JISキーボードで仮名入力しなければならなかったので、僕はほとんど使いませんでした。同じ研究室だったが、別なビルだったしな。変換したところをすべて覚えていて、後からも変換可能という感じでした。使いやすそうには見えなかったな。その後、TeXに移行するときにフロッピィの内容とかを解読した人がいたはず。



僕がいたビルには富士通のOASYSが置いてあり、こっちは良く使いました。親指キーボードは良く考えられていて、しばらくそれで打ってました。親指ぴゅんとかも使ってたし。もっとも、結局、ローマ字入力に退化したんだけどさ。



と言うわけなんで、それほど画期的な技術とは思わなかったな。日本語入力って、SKKもそうなんだけど、逐次変換で、結構、どうにかなるし。



 発明の対価を売上で計算するのは特許の基本だよね。



で、その特許が発明者個人に帰着するのか、会社に帰属するのかは契約で決まる。もちろん、その契約は「社会通念にそったもの」でなければなりません。売上げにまったく依存しない低い対価しか認めないことが、社会通念にそってないのは当然。それをリスクだとか言う経営者は、どうせ、他のリスクもマネジメント出来てないに決まってる。そのリスクは儲かったときのリスクでしかないし。



儲からなかった時のリスク、技術的課題を達成できなかったときのリスクは、結局、解雇とかの形で、技術者が負っている。技術者の給与は、雇用関係であって、リスクとは言えないよな。



IBM や Intel が特許と、それを発明した技術者を大切にしたのは有名。だから、IBMやIntel では、対価を要求するような訴訟は起きてない。あのアメリカでだよ?



僕の廻りの経営者より技術関係者は、高額な技術的対価に関して反対な人も結構いるが、100億円儲かった技術に対して一億円ぐらい出しておけば、問題なかったんでしょ? それを10万円とかにけちるのは、技術者の士気をくじくし、社会的通念としても通らないってことです。そして、それは、



 企業として社会通念に反した行動をするというリスク



にほかならないです。エレンブロコビッチでも、ボーナスは100万ドルだった。アメリカの成功報酬ってのは、そういうもの。



成功した役員の報酬は一億円ぐらい当り前なのに、成功した技術者の報酬をけちるのは理にかなってないです。技術者は営業してないとかのへ理屈で、当り前の議論が通らないのが不思議。
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