Friday 14 December 2007

アルバイトと大学



3年生の実験が全然進んでない学生が何人か。三人中二人。一人は出来てる。やってないとしか思えないので「毎日来い!」と怒った。いや、その時点では、一応、抑えてました。



が、「アルバイトがあるんで、毎日は来れません」とかおっしゃる。ふーん、大学卒業するよりもアルバイト選ぶなら、それで一生食っていけば? 世の中、大卒の資格を隠して、安い仕事につく人もいる。そっちの方が幸せな人もいるってことさ。



で、さらに話を聞くと、自宅生だったり、どうでもいいバイトだったりで、全然同情の余地ないです。「病気の妹の病院代を稼いでます」とか、少しは泣ける話をしてくれ。



もっとも、本音は、



 「プログラミングを避けて卒業したい」



みたい。授業についていけてるのかと聞いたら「プログラミング以外は」とか言っていたので。すみませんが、プログラミング技術抜きで、情報工学科を卒業させるわけにはいきません。



プログラムは「書いた通りに動く」わけなんだけど、その動作は「マニュアル」とかに書いてある。そのわけわからないマニュアルの意味を推察するという高度な作業がプログラミングの大半を占めるわけなんだが、「書いた通りに動く」あたりが単なる呪文にしか見えてない。



一つ一つの呪文の動作を一つ一つ確認していかないとプログラミングは出来ない。だから、無闇に時間がかかる。でも、それをやれば誰でも出来ます。時間かけてないんだよな。

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