21世紀の宇宙の戦士というふれこみ。確かに、そんな話ですね。宇宙の戦士よりも近未来寄り。
どこが宇宙の戦士かというと、
* 歩兵中心の話
なところ。つまり歩兵の訓練だな。というと成長物語に見えますが、あまり成長はしてないです。偶然に昇進する系。
恒星間あるいは惑星間戦争なくせに「歩兵」ってところがSFのSFたるところ。ちょっと説明し切れてないのが残念。一応、核反応抑制兵器見たいな設定はあります。
でも、まぁ、歩兵の話だからな。そこは面白かった。
アメリカ人的な考えに乗ればね。そもそもガニメデをテラフォームしてるのに地球を攻撃する宇宙人が極めてアメリカ人的なのだが読む人はどう思うんだろう? そこの掘り下げがないのも宇宙の戦士ではあるか。
続編もあるみたいだけど、ちょっと抜けの多い話なので期待しづらいな。
孤児たちの軍隊: ガニメデへの飛翔 by ロバート ブートナー et al.
孤児たちの軍隊: ガニメデへの飛翔 (ハヤカワ文庫SF)
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