Monday, 22 December 2014

楽園追放

今日から来年まで東京です。

カレーパーティに学生が楽園追放のブルレイを持ってきていたので観ることができました。

最近は、映画公開の直後、覚えているうちにブルレイを買わせてしまうらしい。アナ雪も、すぐに出てたし。それだけ売れないということでもあるのか。映画はどうで良いということか。まだ、上映してるし。

3Dでレンダリングされたアニメですが、3D映画ではないのね。アニメの3Dは難しいか。

イーガンのディアスポラを彷彿とさせる仮想空間の描写から始まります。まぁ、面白かったです。 カウボーイBebop的でもあるね。結構、ネタバレで書きますが、





























話題になった割には、比較的単調なツンデレ話だったかな。もう一つ二つひねって欲しかった。

恒星間旅行の話なので、インターステラーともろかぶりなわけですが、インターステラーとどっちかと言われたらインターステラーだな。

インターステラーも納得できない部分は結構あるわけだけど、楽園追放は心情的に納得できない部分も多い。特に、

* 誰も恒星間旅行に行かない

ってところね。そこに尽きる。

* メモリが足りないとか何言ってるの?

という感じ。コピー作って、コピーを送り出せば良いじゃんとも思う。コピー不可という設定なのかも知れないけど、結構、人数いる設定なのに「一人も行こうとしない」ってのは、いったいどういうことなのか。一種の精神ブロックみたいなものが導入されてるのかも知れないけど、

* ゆとり世代が海外に出たがらないのと同じ?

という気もちょっとするけど、若者達もあまり納得はしてなかったみたい。「続編のため?」とか醒めた意見だが、まぁ、そうかもね。

人工知能的なところだと、人に近い心を持つには、人間の身体に近いものが必要だと思う。人の形をしている必要はないと思うけど、皮膚とか痛みとかに対応するもの。仮想空間内で、それを体験することによって自己認識を獲得するとかなのかな。ディアスポラでも、人工知能は出てきますが、仮想化した人との区別はほとんどない。イーガンは同じものだと思っているらしい。

人の心を模倣できるような仮想空間を仮定しつつ、人工知能の方は旧式ってのは、まぁ、時間的なギャップの設定があるとはいえ、無理筋だと感じました。サマーウォーズの方がそれっぽかったかな。

3回観るとなんかいいことあるの?

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