Sunday, 13 November 2016

時を紡ぐ少女

普通の人には見えない糸が見えて、それを紡ぐことで世界を動かせることができる少女達の話ですね。

ちょっと設定的に無理があるわけなんですが、面白い設定ではあるな。でも、あまりうまく動いてない感じ。若い女性達のどろどろした感じを書きたいのはそうなのかも知れないけど。政治の方もなんだかな。

この世界の中心的な役割を果たすロリセルという超おばあさんがいるけですが、ちょっと投げやり。それでは人は育たないよ。アデリアの光り輝く才能を伸ばそうとする人が一人もいないので、主人公は結局成長できずという残念な話になってます。

三部作の第一部なので尻切れとんぼで終わるのもちょっと。読むのがつらいのは魅力的な人物に欠けているからか。

糸の操作と現実世界の因果のつながりをもっと解析すると面白い話になったかも。
時を紡ぐ少女 (創元SF文庫)
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