反順序は単なる勘違いに過ぎないっていう結論なんですが。反順序のトンデモの一つに
交換しない交換則
なんか、そういうのがあるらしい
(ひとつ分)x(いくつ分)
同じ数ずつを足し合わせて全体を得る
がかけ算の定義なんだが、たぶん、
交換則があるから、どっちでもいい
5x2 = 2x5 は「単なる交換」「交換しない交換則」「真の交換則」で良い
mv=vm だから、運動量には掛順はない
ってことに変質したのではないかと思うんだよな。これらは
書き順
国語の問題
単位ごとの交換
とも呼ばれているらしい。つまり
(a) 5x2=2x5は、5を2回足すのと、2を5回足すのと値は等しい
ではなく、
(b) 5x2=2x5は、5を2回足すのと、2回5足す
だと考えてよい、つまり、交換則には証明は不要。という*理解*らしい
5m/s x 2kg =2m/s x 5kg
では、左右の重さが異なるので交換できないよね。なので、なんかパニクるらしい。「そんなのは交換則ではない!」
5m/s x 2kg =2kg x 5m/s が真の交換則だ
はぁ? 当然、記号論理の世界には、そんなものはない。つまり、単なる勘違いなわけ
質点の質量mと速度vは、独立な変数で構造体になっている。record でかくと、
record {m=2;v=5} ≠ record {m=5;v=2}
この構成子の順序は入れ替えて良い。たぶん、これと混同しているんだと思うんだよな
record {m=2;v=5} ≡ record {v=5;m=2}
運動量は積なので掛順がある
m x v の掛順 加速vの回数
v x m の掛順 球の個数m
これは運動量の計算では必須な理解だ
なんだが、どうも「運動量には掛順はない」みたいなデマを飛ばしている人たちがいるらしい
構成子と混同しているだけだと思われる
皿と飴と同じ構造の掛順だよね?
5m/s x 2kg 5m/s の1kgの球が2つ
2m/s x 5kg 2m/s の1kgの球が5つ
2kg x 5m/s 2kgの球を1m/sずつ5回加速
5kg x 2m/s 5kgの球を1m/sずつ2回加速
これが運動量の4つの掛順なんだけど
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