Monday, 20 January 2020

百億の昼と千億の夜

実家の本が捨てられそうなので回収してきたものの一つ。光瀬龍+萩尾望都ですね。

阿修羅王は美少女設定なんだが、どちらかと言うと少年っぽい。オリオナエが良いじじい。

光瀬龍は衒学っぽく雰囲気で書いているだけなんですが、子供の頃は引っかかるよね。ちょっと前の人ならエヴァか。

好きなシーンは、やっぱり、ディラックの海の中にとばされた後、オリハルコンでオリオナエが虚数回路を開くところだな。

  壊してはどうにもならん

その後、ディラックの海も学ぶわけですが、反粒子の順位がすべて埋まっているみたいな解釈は今は主流ではなくて、
非因果的に時間反転した粒子に見える現象って方が普通の解釈かも。

ファインマンダイアグラムの矢印の解釈みたいなものかな。二次のクラインゴルドン方程式を一次に因数分解したディラック方程式の解の片方。

ってことは本来は虚数ではなくてパウリ行列であるべきだったかも。時間軸の計量の虚数の方なのかもなぁ。

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