Monday, 26 September 2005

ホワイトバンドと無理解 (fj.soc.politics)



いくつかホワイトバンド関連の投稿をみたけど、一様にネガティブなんだよね。まぁ、公式WWWを見ればポジティブな方は書いてあるわけなんだけど、理解されてない気がする。



テレビCMは僕もサイテーだと思うし、あれで誤解されるのは仕方ない。



でも運動そのものと、WWWはまともだと思う。僕は「お金だけではない面に目を向ける運動」ってのは政治的に正しいと思う。(直接行動じゃないんだから人道的に正しいとは違います)



http://www.hottokenai.jp/



でしょ? やっぱり読むべきじゃないかな。自分の頭で考えよう。そして、良い部分だけ取り込めば良い。



まず「募金活動ではない」のは「貧困の構造はお金で解決できないから」だよね。例えば、アフリカの麻疹ワクチンの接種率が低いのはワクチンが足りない、買えないからではないです。なのに「ホワイトバンドの売上の使い途がうんぬん」「僕は募金しているから」ってずれてるでしょ?



あと「ホワイトバンドはシンボルであって購入するためのものではない」だから「自分で作って良い」んだよね。割りとはっきり書いてあると思うんだけど... ホワイトバンドを買わせるための運動だと思うのは、ちょっと理解としてひどすぎ。



「募金でないなら意味がない」とか「考えたってしょうがない」ってのも見たけど、ホワイトバンドの主張は

「貧困をなくす政策をみんなで選択する」

ってことでしょ? それだけだよね。それだけだとダメなの?



まぁ、ネガティブな意見が出ちゃう(目立つ)のは公共ネットワークの性質として仕方ないし、形から入る運動なので表面的に批判されるのも仕方ないと思うけどね。なんていうか日本的な「出る杭は打たれる」的なものを感じました。

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