Friday 31 October 2008

所得格差

これも日経ネタですが...

インドの中産階級の半分は住み込みがいて、車所有車の10%はお抱
え運転手を持っているらしい。中産階級の年収は200万円程度。

だからインドの方が豊かで、これらの年収に対してものを売って
行かないといけない。つまり、日本みたいな年収はあるが貧乏な
階級に向かって売るのとは違う、みたいな話。

でも、それって、中産階級が、それ以下の階級を搾取しているだ
け。他の人を搾取すれば、それは、確かに豊かに生きられるでし
ょう。

80/20ルールがあるので、売上げの80%は20%の人が稼いでいる。だ
から、20% の人は16倍給料とって良い。という考えもあるけど、
まぁ、そうはならないよね。そもそも、稼ぐ量と能力は関係ない
し。要領の良さは関係あるだろうけど。

でも、沖縄でも年収200万円って普通だし、4倍ぐらいの差って、
もはや普通。4倍の差があっても、人一人雇うかっていうと、結構
難しいとは思うけど、5倍あれば可能か。

もちろん、この話は会社が人を雇うという話とは別です。個人で
人を雇うってことは、普通は、その人には生産性は期待しないか
ら。それは消費なんだよね。ある意味では、もっとも贅沢な消費
かも。でも、子供の頃、家には家政婦さんがいたけど、あまり、
うれしくはなかったな。

中国の友人は、住み込みのメイドさんがいて、働くと同時に学校
に通わせているなんていう話をしてました。20年前の話。今は、
一人っ子政策があるから、そんな風ではないと思うけど。

所得格差はあるんだから、住み込みメイドさんってありだとは思
うが、日本の住居は狭すぎるので無理。100平米以下の新築住宅を
法律で禁止すると良いかも。

ってなわけで東京に来てます。東京にいてもやることは同じ。なんかトイレ壊した。

いつのまにか、mixi の足跡が200000越えてた。9/18。ぜんぜん気が付きませんでした。意味ないです。もろすけさんらしい。たまに足跡見てミクリクするってのをやって、少しマイミク増やしました。

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11月から沖縄でも日経が朝から読めるようになるらしい。そのために印刷機増やしたとも思えないので、それくらい新聞の購読が減っているってことなんでしょう。琉球新報って20万部なのか。沖縄タイムスも同じくらいらしい。

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/07/post_3743.html

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日経を読んでたら、CDS の話が。社債を保証する保険なんだけど、別に、その社債を持ってなくても買うことが出来る。で潰れると保証金が手にはいる。つまり、その会社が潰れる方向に賭けるということができるらしい。これで、リーマンが潰れた理由がわかる。潰れるのを望んでいた人がいるってことだよな〜 CDSを扱っている金融機関の連鎖倒産ってのがあるとびびっていたようですが、それはなかったらしい。サブプライム問題で儲けている人達もいるってことだな。

日本の金利は短期は結局0%なので、金融機関は、普段は、だいたい国債を買っていたりする。これは金融機関へのばらまきなんだが、そういう批判は聞かないね。短期資金を持ってる金融機関は、「なんか、儲かりそう」ってものがあると、大量のお金を借りて、そこに一気に投入すると言うのが可能。CDSでも為替でもそうでしょう。なので、いろんなものが乱高下しちゃうんだよな。日本からお金を借りて為替や外国債を買うってのは良くある話らしい。で、株価と円が反比例するみたいな話がでちゃう。

一方で保証をいれてリスクを緩和しつつ、一方で大量に資金を得る方法を与えて、投機を促進すると言うのは、ゲインの高いアンプにNFを大量にかけてるみたい。って、後者の方がわかりにくいじゃん。ま、発振しやすいってのは誰にでも予想できるか。

Thursday 30 October 2008

奥様が沖縄に移住してくる

そうなので、夜、あんまり飲めなくなるんじゃないかとびびってます。11月中旬らしい。

東京のアパートは売っぱらっちゃっうので、ローンがなくなるのはうれしい。利益なんか出ないが減った分は家賃だったと思えば問題ないです。本当は去年あたりに売った方が良かったが、今の時期で売れた方がラッキー。まぁ、でも良い物件だったということか。

itojunも住宅ローンで文句を言っていたが、そんなのなんとかなる。まぁ、贅沢は出来なくなるけど、男の甲斐性なんて、そんなものだし。それくらいの重しがあった方が良い。(誰にとってかは知らんが...)

なんだが、しばらくは、その甲斐性からは解放されるようです。あはは。と言うわけなので、結局、飲みまくってます。

今回の東京行でも若干の手続きがあるらしい。わざわざ東京に行くほどでもないはずだが、金額大きいから当事者には顔出して欲しいんでしょう。

Wednesday 29 October 2008

服、スーツ、白衣

男なんで、まぁ、興味ないです。着たきりすずめです。今着ているのも、そろそろなんとかしないとな〜

小学校までは、親が好きなもの着せてたらしい。ブレザーとかで、おぼっちゃまらしく。父が町工場の社長だったから、若旦那とか呼ばれてたし。冬でも短パンだったらしいです。長靴下は嫌いだった。寒さにはむちゃくちゃ強かったらしい。

で、中学高校が詰襟制服。これは楽。それだけ着てりゃ良いんだから。この時に着たきりすずめぐせが付いた。上着のポケットの両方に文庫本を一冊ずつ入れておく。この頃は万年筆良く使ってました。字が汚いから鉛筆だと読めない。付けペン使っていた記憶もあるな。なので、ワイシャツのポケットにインクの染みが付くってのが良くあった。

で、大学時代がちょっと困った。普段着持ってないし。Gパンとワイシャツに、サファリコートみたいなのを使ってましたが、Gパンとワイシャツってのが致命的にだめ。Gパンの着心地が悪いのと、ボロボロになるのに気づくのに、2年もかかったらしい。Gパンって歩かない人のためのズボンだと思う。歩きにくいんだよ。ジーパンジョギングしてる奴なんていないでしょ? かと言って、制服に戻るわけにもいかず。

たぶん、祖母の葬式用に買ったスーツを、そのまま着始めたんじゃないかな。黒じゃなかったので。昼間大学で、夜は八丁堀で仕事みたいなことやってたので、夜は「廻りは、みんなスーツ」という感じだったし。これが、やってみると楽々。着心地良いし。ワイシャツで問題ないし。それに、やっぱり、スーツの上着って便利なんだよ。ポケットたくさんあるし。大学後半ではボールペンを愛用していたので、ペン入ればついているのは便利だった。

それでも、大学院に入るまではネクタイは締めてなかったらしいです。そもそも、持ってないしな。で、大学院でネクタイ締めたら、あとは、ずーっと同じ恰好です。考えてません。ネクタイも合わせてないです。

夏でも沖縄でも上着を欠かさないのは、冷房がきついことが多いのと、懐中時計のせいです。懐中時計をズボンに付けるのは危ないので。ズボンも痛むし。

でも、この時代って髮伸ばし始めた時期(っていうか、切らなくなっただけだが...) と一致しているんだよな。最初は紐でしばったりしていたようですが、D1から三編みにしたらしいです。

学部時代は化学科だったので、白衣も愛用してましたが... それで外を歩いたり電車に乗ったりすることは出来ないってのが欠点。何がついているかわからないから、僕だって嫌だし。特に生物学科。そ、その染みはなんだ〜

白衣は、袖にゴムがついていて、これが恰好悪いんだけど、そのゴムを外すと、広めの袖が実験器具にひっかかる。これが危ない。コンピュータサイエンスには必要ないしね。お茶の水博士だって、作業服であるべきであって、白衣は違うだろ?

とか思ったら、大学院の技官(女性)は、大学では白衣を愛用してました。汚れなくて良い(内側が)そうです。「外側は汚れていても良いのかよ」とつっこみたかったが、とりあえず、何も言いませんでした。まぁ、確かに、研究室は汚かったからなぁ。

Tuesday 28 October 2008

なんか動いたっぽい

不安定だし、実装してないところもあるけど。それに、vim が動いたとしても、Emacs と Eclipse が待っているんだよな。

socket の close の検出と、その後の、channel引き回しを閉じる処理を書くと思うと気が重い。まぁ、テストだけなら、killAll すりゃ良いだけなんだけど。でも、不安定さは、debugで、select にsignalを送ってしまうせいもあるので、close をちゃんとすると、だいぶ良くなるだろうとは思う。

なので、あまりめでたいっていう気分にはなれないです。まぁ、でも、うれしいか。2ヵ月かかりきりだったからな。

金曜日から東京の予定です。たぶん、月曜日には戻るでしょう。

Monday 27 October 2008

debug めんどくさい

JavaなServerと、C で書いた vim を二つ接続してdebugなんですが、とっても面倒。

  Serverを上げる
  vimを二つ起動
  gdb 二つを外からattach (pid はpsで確認)
  vimに二つ別なコマンドを送る
  gdb経由でdebug
  終ったら killAll -9 で殺す。(:q出来ないことが多いので...)

Window 4つとEclipse 1つなので、とっても面倒。vim 側だけでも screen かなんかで、自動化出来んのか?

テスト用にclient書くのも、c だと、ちょっと面倒だし。

Sunday 26 October 2008

今度は、C

Server の方のsessionのclosingがうまく動いてないっぽい。ここら辺の後始末は難しいんだよな。

なんか、IPv6 では接続できないし。なんでだろう? Any でbindするのだと、tcp4 にしかbindしないっぽい。変だなぁ。

なんだが、取り敢えずClientの方も書いてみる。こっちは、Java でなくて C。あまり、いじらないようにしていたんだが、構造体に固定長のcharの配列があったりするのを見ると、やっぱり絶望的な気分になります。まぁ、短いから、そんなに時間はかからんだろ。

そういえば、こっちも、IPv6用に書き直さないといけないんだった。

いや、本当は別なことやってなきゃいけないという話もあるんだけど :-p

Saturday 25 October 2008

Java Kuche 勉強会

今回は超初心者向け。なんですが、Eclipse は使えるだろ〜 みたいなところが、Java Kuche っぽいかも。

 new String("ほげ")!="ほげ"

をやろうとして、「それは止めましょう」ということになったようです。

Junit4 は、まぁ、便利そうっていうか、別にTest routing 自分で書くので良いかってところもあって、積極的に使おうっていう気にはなりずらい...

Friday 24 October 2008

今日も恩納村

UI研究者の講演中ですが、電脳コイルやってます。ベタだ〜

昨日は「わたんじ」で飲んでましたが、中村さんってのがうるさくって面白かったです。いきなり「お刺身全部」とか言うので、それは、ちょっとと思いましたが、貝とが中心だったので、良かったです。

なんだが、ぐるくんの骨をのどにひっかけたらしく喉が痛い。

最後に台所のところで、頭とひげをとったま〜みな〜が! ちゃんぷる〜ではなくて、たしや〜にしてもらいました。

なんだかんだで2時まで飲んでしまったので、バスがちょっとつらかった。

Thursday 23 October 2008

Internet Conference @ 恩納村

昨日は栄町でミーティングと称して酒飲みでした。これで、double らしい。白黒テレビでYMOのライブとか見てました。

午前中は死んでましたが、ここ2ヵ月はまっていたプログラムは動いたようです。うれしいです。まだ、仕事はあるが...

で、今日はバスで恩納村の「独立行政法人情報通信研究機構沖縄亜熱帯計測技術センター」に来てます。明日だけでも良かったのだが...

Wednesday 22 October 2008

ソースコードの整理

まだ、動いてなかったりするんですが、若干、逃避も込めて、大規模改修してみました。6,000行ぐらいだといじりやすいんだよな。商売のソフトじゃないし、結局、一人で書いていたりするから、やり放題だ。

[でかいクラスの分割]

extends で分けるか、instance変数として持ってしまう。extends で相互参照するには、自分自身をsuper classに引き渡してやれば良いんだが、ちょっと技巧的すぎる感じ。ちゃんと分離するには、結構、考えないとだめ。大きく二つに分けるより、細かく削っていった方が良いらしい。

[packageの整理]

guiはguiでまとめる。一つのclassしかないpackageは消すとか。でも、ファイルの移動になるので、CVSでは、対処できない。いや、Repository側でmoveしてやれば良いんだが。これをやると、「使ってないクラス」ってのを見つけることが多い。

[castをabstractにする]

abstract class は、あんまり好きじゃないです。でも、似たよなclassをまとめるには、interface より便利。interface onlyで書いても良いのだが、method/accessorが増えるので。state pattern とか、command pattern だと、abstract class が正しい気がする。cast が減るのがメリットか。

[public/private/protected/default]

Java で一番嫌いなのがこれ。EclipseでRefactoringすると、protectedとかが良く出る。全部、publicで良いじゃん。final が付いていて、上書き拡張出来なかったりすると、どうしようもないとか... 人間が区別するものではないと思う。動いているプログラムから、自動的に、minimum な状態を判断して、privateとかを付けるぐらいで良いんじゃないか? private からpublicに変更するのが、Eclipse でも一番多い quick fix だと思う。

一方で、@Override は便利。Javaだと、どうしても「あ、そっちを呼んで欲しいんじゃないのに〜!」ってのがあるからなぁ。

うっかり、privateなfieldとかがって、一つのinstanceに同じ変数名が複数とかを見ると、%s/private/public/ したくなります。

Cだと、結構、真面目に static を付けまくるのだが、Java だと、大抵、public って書くな。C++ で、それをやるとコンパイルが地獄のように遅くなったりするけど、Java は、そんなことないし。不要なコードを判定できないってのが欠点なんだけど、それはツールでやるべきなんじゃないのか? Eclipse のプラグインぐらいありそうだけど、取り敢えず comment してみて赤くならないかぐらいのチェックでも十分。やっぱり、privateなんて、いらないです。

Cで、それをやると、名前空間が一つしかないのではまります。なので、Cでは、真面目にstatic を付けているのだと思う。C は、default static にするべきだと思う。

[static]
これがあるから、Cっぽく書いちゃう人が多い。singleton pattern では、必須だけど、それ以外は必要ないと思う。Factoryはstaticが楽ではあるんだが。定数を、static final で書くのも微妙。

[Generic]

1月あたりにはまりまくったので、最近は、minimumに使ってます。Map/Set にしか使わないってのが正解な気がする。Generic を変数のまま継承するのは難しすぎると思う。特に、static が混じっている Generic は最低。

  static Singleton<Hoge> singleton = new Singleton<Hoge>();

が出来ないってのは気持ちはわかるけど、不便ではある。結局、base level では、Generic は具体的なクラスを書いてしまうってのが実用的だと思う。で、singleton は base level でしか使わないってことらしい。Generic を維持してdouble check pattern とかを使うより、やっぱり、Generic を外す/固定する努力をするべきだろうと思う。

Monday 20 October 2008

3kgのノートPCを常時持ち歩いているので、長くもった試しがないです。皮の方が修理が効くかな。金具がやられちゃうことが多い。

キャンバス地は丈夫なんだけど、ズボンにやさしくない。ズボンの方がやられちゃう。

まぁ、そんなもの担いで那覇から歩くみたいなことするからいけないんだが...

先週は、ンダリーナダッグの金具まっぷたつを食らったので、一つ前の皮の鞄を使ってます。これも金具がなぁ... 元々の変態真鍮は数カ月でやられてしまったので、Oリングを使っていたんですが、これが、また、どんどん削る。それで使うのをやめていたんですが、今回は、ボール盤で穴開け直しました。

Sunday 19 October 2008

日曜日な日

土曜日は、学園通りの桃桃が10周年とか言うので寄って来ました。もっとも、最近はあんまり顔出してなかったんだけど。それでも、懐かしい顔が見れて楽しかったです。沖縄に来て12年だものな〜

「女性は一人でも生きていけるが、男性は自分で完結していなくて、女性とか他人とかに評価されないとだめ」

なんて話が出てました。そんなものかも。あ、ママ、それとお勘定とは別だから。

Sola, Kuche といういつものコースだったんですが、Kucheのママが「今日はご飯ありません」「え〜」。と言うわけなので、和楽にラーメンでも食べにいこうと思ったら、

 「売り切れました」

を食らいました。あそこは、夕方は開いているかどうか問い合わせてからでないとだめだな。バスで行って閉まっているとがっかりです。日曜日だから風雲も閉まっているので、追風丸へ。なんか、野菜ラーメンが登場してる。でも、追風丸って、ビールと餃子がまずいってのは、どうなのかな〜

その合間に、がんがんコードを書いてました。順調だ。明日には動いちゃいそう。うちの学生も、これぐらいのスピードで仕事して欲しいと思う。

Saturday 18 October 2008

マスでなくなったマスメディア

こんにゃくゼリー規制論にネットはなぜ反発するか 藤代裕之
http://tinyurl.com/6c782z

反発しているのというよりは、もともと沢山の人が多様な考え方を持っているのが現実。

テレビとか新聞とかのマスメディアは、そこに一つの常識があるような幻想を作っていたけど、blog とか SNS とかでは、多様性がはっきり見えてしまうというだけ。

予算審議の質疑とか見ていると、民主党の石井某の質問とか頭がくらくらするぐらい阿呆なわけなんだけど、それで大半の人に通用するのが現実だとは思う。マスメディアの提供する情報、(特に活字になったもの)を、そのまま受けれている人が大半でしょう。

でも、大半ってのは全部じゃない。しかも、その大半は、自分で考えてないだけなので、どっちについても良い。今は、そのついて行く先が、多様になっているだけ。ついて行く先が「多数」である必要もないし、「正しい」必要もない。考えずについて行く人達にとって、それは重要ないから。

Friday 17 October 2008

コンパイラ受講者0

らしいです。コンパイラの授業は、ちょっと時代錯誤な感じするからな。データ交換フォーマットと仮想マシンとかいう題の講義にするか? いや、まぁ、先生に問題ありではあるんですけど。

シラバスと違うことをやるのはまずいんだが、授業のタイトルと中身は特に一致する必要はないらしいので、何をやっても良いと言えば良いんですけど。

Thursday 16 October 2008

食い物が尽きてる

なんか冷蔵庫の中にビールとワインしかない。カレーパーティの遺物だし。家では飲まないからなぁ。というわけで朝ごはん無し。

Wednesday 15 October 2008

新しいMacBook

17inchは見送りか〜

マルチタッチでボタンがなくなったってことは、ソフトウェア的に「右クリック」出来るようになったってことですね。これで、opt clickから解放される。

ゆうなんぎぃに行こうと思ったらしまっていたので抱瓶にしました。そこでの会話。先輩なので「河野君」だけど、河野先生よりはいいです。

「河野君、沖縄そばは?」

「僕は、さっき、菜飯食べたし、もう良いです。沖縄そば頼みますか?」

「いや、もうお腹一杯」

「じゃぁ、次行きましょうか」

「河野君、沖縄そばは?」

「じゃぁ、沖縄そば食べに行きますか」

「いや、もうお腹一杯」

「じゃぁ、飲み行きましょう」

「お酒ももういいです」

「じゃ、もう少しここにいますか」

「河野君、沖縄そばは?」

「じゃぁ、次行きましょう。お勘定〜」

酔っ払っていたので気づかなかったんですが、抱瓶で沖縄そば頼むべきだったらしいです。一人では食べられないっていう意味だったんだな〜 抱瓶の菜飯は、量が結構あって、僕はもういいって感じだったんだよな。気づいていたけど無視しちゃったかも。ごめん〜

Tuesday 14 October 2008

資料がない

なんか、前に作ったマルチサーバの場合のREPのプロトコルの資料が見つからない。コードを見ても、良くわからない。完全結合を想定しているらしいが、それは学生がやるから許したのであって、自分が設計する時には、そんなものを許すはずない。じゃ作り直しで良いか。ってなわけなので、図を作り直していたんですが、なんか、前と全然違う。なんでだよ。

いきづまったところでご飯を食べに行ったら、食べ終った頃には解決策を思い付きました。でも、それも前にも考えた気がする。前の資料があればなぁ... もう出来ちゃったから良いんだけど。

今日は朝の歯医者から始まって予定がつまっているようですが、お客さんが来るのでゼミはスキップするのかな...

今月末、中間発表なのに出て来ない卒論生とか楽しすぎる〜 毎度のことではあるが。

Monday 13 October 2008

マイナスの経済

明日(っていうか今日だ...)は、東京からお客さんが来ます。授業でも見てもらおうかな。

マイナス金利ってあったのは最近な気がする。公的資金注入ってのは、マイナスの資本だし。

金融政策の禁じ手の一つに、「日銀の国債買取り」ってのがあって、これをすると、「いつかは破綻する」と言われてます。なので上限が決まっているんだが、今も上限一杯まで買っている。言われているんだが、破綻する過程は実は良くわかってない。いや、いろんな説があるんだろうけど。普通はインフレになって破綻するはずなんだが... このあたり、ネットワークビジネスとおんなじで、「ほどほどにすることによって破綻を先延ばす」みたいなところがある。でも、買取りを2倍にしろとか言っている人もいるしな〜

経済の縮小期に、何かのパラメータが0にぶち当たると、そこで問題が起きるというのがある。例えば、金利だったり、銀行資金だったりする。それをマイナスを共用することにより問題を先送りするというのは、一つの方法だと思う。

十分に先送りできれば、それは十分な解決だとも言えるからな。

Sunday 12 October 2008

特殊化の罠

進化が行きすぎて、お互いの競争には有利だが、環境の変化などに弱くなってしまうこと。過剰適応とかと近い。

コンピュータも携帯電話も、ある方向に進んで来ると、他のものが、その水準に来るのが難しくなってしまう。もっと、他の可能性もあったはずなのに。なんて、IA32なんていう糞な命令体系を使わなきゃいけないわけ? まぁ、64bitにすれば良いじゃんという説もありますが、正直に言えば「64bit linear address/64bit pointerは無駄」という気がする。

市場経済もそんな感じ。オプションとかFXとか、あまりに特殊すぎる。情報公開とか、Insider取引の禁止とかって、結局、選択肢を狭めているだけ。つまり、全体として同じ方向を選択しがちになる。

リスク管理的には、もっと多様性を重視すれば良い。人生論的には「ここで負けても、他があるさ」みたいな保険だね。多様性って、diversity? ちょっと違う気もするが。多様性に価値を見出すのは難しい。リスクは保険と言う形で価格に出来るけど、多様性そのものを価格化するにはどうすれば良いんだろう?

CSSでも、そうだったんだけど、REPのプログラムにはまってます。Single Serverは動いたっぽいので、Multi Serverのデバッグ中。なんか、全然、コードが足りないっぽい。分散プログラムらしく、「起動するたびに動作が違う」「初期化の待ち合わせにしくって死ぬ」とか、ありありで楽しいです。

Saturday 11 October 2008

学会と学生

CSS2008は学生のアルバイト代とか考慮してもらえたのでうれしかったです。手伝いの学生は懇親会は無料だったんだけど... 誰もいませんでした...

まぁ、残れって言わないと残らないか。授業の初日と重なっていたり。琉大の学生って修士でも「学会とか関係ありません」ってな感じだからなぁ。一つは論文読んでないから名前とか知らないからなんだろう。残念な気もするが、学生の選択だからな。

もっとも、僕もそれほど積極的に交流したわけでもなく... 専門分野なんだから、もっと顔出しても良いと思うんだが... まぁ、みんな自分の領域みたいなのがあって、その外は外だからな。外向的になる時と内向的になる時期みたいのがあって、今は、内向的な時期な気もする。それが良いとか悪いとかではなくて、そういう長期的なリズムなんだと思う。

その代わり、最後は学生11人を連れてハリーズのカレーを食べました。先生なんておごるものなんだから、そんなに同情した顔で見なくて良いです。> ハリーズのネーネー

お昼は、三日間、大山のハリーズのカレー。こっちは、夜開いてないので、これだけ食べるのは珍しい。

Friday 10 October 2008

ご機嫌で

飲んでいたんですが...

 鞄の肩紐の金具が割れた
 傘をどこかに忘れた
 歯の詰め物がとれた

というわけなので、いろいろ不都合が生じたようです。ま、たいしたことないけど。明日は、まず、歯医者かも。

飲み屋のママさんって、いつまでも、本当に若いよなと、驚いた日でもあるな。いつまでも、きれいでいてくれよ〜

Wednesday 8 October 2008

コンベンションセンタ

に来てますが、暇です。ぼーっとしてます。ハリーズのカレーでも食べに行こう。

学生は、お弁当をせかされて食べてました。沖縄なんだから、そんなに急いで食べるなよ。僕は、もう身についてしまっているのでしかたがないのだが。事務局が、そういうスケジュールしたらしい。(あるいは長田さんか...) 無駄に急がせる人達っているよね。

CSSは、Mac 率低い感じ。

Tuesday 7 October 2008

明日からCSS 2008

らしいんですが、プログラミングやっていたり、実験の班割とか、これからゼミとか、そんな感じです。今日は、いかなくて良いだろう(ということにしました)。授業は来週かららしい。

大学にサーバを設置するんですが「Macアドレスわかれば、それでアドレス申請出来て、あとは、DHCPで接続可能」という方式なので、超簡単! だったはずです。でも、ちょっと時間かかってたな。ホスト名書かないといけないconfigとかがあるらしい。

今日は酒飲むのかな。9月も先週も飲みすぎだったのだけど、珍しく3日酒抜いたので、飲みたくない気もするが... (気のせいでしょう...) ハリーズのネーネーにも「考えるくらいだったら、飲みに行かない方が良いです」とか言われたし〜

Monday 6 October 2008

コベンションセンタ周辺の...

なんか、CSS 2008で、たくさん人が来るようなので。

ラグナガーデンの中
  ホテルなんで、そういう値段です。ロビーが結構いごごち良いのだが、無線LANはないです。

ラグナガーデン向かいのハリーズ
  カレー屋さん。土日を除くと、昼しかやってません。海老トマ激辛が僕のデフォルト。

里べ炉
  飲み屋さん。夜には便利かも。

Koba's
  大山の普天間基地側の山の上。フランス料理屋さん。お昼あり。

大勝軒
  58号線沿のラーメン屋さん。つけ麺とか。

サムズ・アンカーイン(58号線沿)
  鉄板ステーキ。僕は、あまりいきませんが...

Mati-Cafe (牧港)
  11:30から開いているカフェ。京ご飯があります。

Cafe Funo (牧港)
  夜しか開いてないカフェ。Mati-Cafe の隣。夜しか開いてません。

他にもいろいろあるんですが、行ったことないです。

我部祖河そば
  食べたことないですが、大きな沖縄そば屋さん。

ぽこあぽこ (創作アジア料理?)
  開いてないと思ったら、真志喜にあるのか...


このあたり、沖縄料理屋さんとか、あんまりないんだよな〜 沖縄のタクシーに店の名前を言ってもたぶん通じません。サムズと我部祖河はわかるか。Google Mapかなんか使って下さい。

那覇までバスで出ても良いです。タクシーでも2,000円ぐらいだと思う。

Sunday 5 October 2008

Java Selector class (続き)

そういえば、ググっている途中で見つけたんだが、

http://www.javareading.com/bof/network2.html
4.5.3 Selectorクラス
■なぜチャネルにセレクタを登録するのか?
 --> 逆の「セレクタにチャネルを登録する」のほうが自然なのに...
   --> なぜこのような設計になったのか、情報求む!!

ですが、これは実装を考えると、すぐにわかります。

read() でデータがなくて待っているthread A
select() でreadableになるのを待っているthread B

に対して、write()があったら、

A 用に、read()がwait()しているobjectに notify()する
B 用に、select()がwait()しているselectorに notifyAll()する

ということをするわけなんだけど、そのためには、write()したchannelがselectorを知らないとnotifyAll()する必要があります。つまり、channelにselectorを登録する必要があるわけ。

channelがselectorを知らないと、寝ているselectorを起こす方法がありません。

まぁ、もちろん、「セレクタにチャネルを登録する」作業の中で、「チャネルにセレクタを登録」してやれば良いだけなんだけど。

Java の synchronized

結局、学生の書いたコードが気に入らなくてガンガン書きなおしていて、実際のプロトコルの方が後回しになっていたりしますが...

 Collections.synchronizedMap(new HashMap<SelectableChannel,SelectableChannel>()); 
とかいう方法で、Map(Set)自体をThread safeにすると言う手があるらしい。なんだが、

It is imperative that the user manually synchronize on the returned map when iterating over any of its collection views

Interator はだめなのか。やってくれたって良いと思うんだが。どうせ、明示的なsynchronized 文がいるなら、それを持っているObjectのmethodに synchronized を付ける方が良いと思う。

このあたりは趣味かも知れないけど、Thread safe でないオブジェクトに外部からlockするよりは、自分からlockする方が、lockを複数取る危険性がないのと、オブジェクトの状態が明示的になるので良い気がする。確かに、synchronized(hoge) {} の方が、concurrency は上がるんだけど。

 class synchronized Hoge extend HashMap { }

みたいな形で書きたい気がする。その方が並列オブジェクトっぽい。Java は、finalとか付いているmethodが結構あって、この手の書き方がダメで、どうしても明示的にHashMapを持ってdelegateする形になるんだよな。使いづらいです。

もっとも、あまりlockを広げすぎると dead lockしやすくなるんだけど。ABCL/1で now 型ばかり使うような感じか。futureがあると楽なんですが、java.util.concurrentのは、ちょっと構文的にも実装的にも重すぎる。

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selector.select() の戻り値が、どうも信用できない。selector.keys() で取って来ると取れるんだけど、0を返している時があるみたいです。そもそも、

 Thread A          Thread B
 selector.select();     selector.select();
 selector.keys();     selector.keys();

と二つに分けて取っているあたりが、thread safeじゃないし。まぁ、一つのselectorを二つのthread使うなってことだよな。Documentには、Selectorはsafeで、SelectedKeyは違うみたいなことが書いてあるが...

Selectors are themselves safe for use by multiple concurrent threads; their key sets, however, are not.

select() した後、keys(),it.remove() されると、それをresetするみたいな動作になっているっぽい。for(SelectedKeys key:selector.keys()) が動かない理由も、それかな。

Saturday 4 October 2008

マウス

オプティカルマウスvsレーザマウス
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20081002/kaf_04.htm

面白いです。2m/s 程度だと人間の手で出せるのか。レーザがだめなのは、まぁ、そんな感じはしてましたが...

でも、マウスはまったく使いません〜 デスクトップを主に使っていた時には、仕方なかったけど。

ボールマウスの時には、良く掃除してました。ローラのところにゴミが付くんだよね。ごろごろ感がダメマウスだとだめだめ。

光学マウスはSunの最初だったけど「専用マウスパッド」が必要。でも、それが当り前という感じで使ってました。Sun4/280のコンソールとキーボードを延長して使っていた時があるはずだが、その時はマウスはどうしていたんだろう? キーボードから出ていたんだろうな。

それ以降は、ノートPC中心に移ってしまったので、アキュポイント、リブポイント、タッチパッドです。これらに比べると、機械/光学マウスの信頼性は低いと思う。わざわざ使う気になれないです。Sun の光学マウスと比較しちゃうせいもあると思う。あれは正確だった。

マウス抜きだと図を書けないみたいな人もいるらしい。学生には、MacBookにマウスを繋げるなと指導しているんだが、それでも繋げている学生が結構いる。確かに、タッチパッドの方がドラッグとかで器用さが要求されるので、マウスに逃げたくなるんでしょう。Mac はone buttonなので特に難しいし。でも、安易な方に逃げてないか?

ただ、Apple がone buttonに拘るのは可笑しいと思う。トレードマークみたいなものだけど、option click は、もはや必須なんだから、もう少し増やしてくれよ〜

Friday 3 October 2008

死に際

僕の世代はおじさん、おばさんが多いから、いろいろ見て来ました。無理にその場にいようとは思ってません。そういう奴なので、あまり呼ばれもしないかも。癌の家系なので病院が多いです。


でも自宅で布団のそばにお医者さんがいて、廻りに一族郎党がずらーっとならんで、「御臨終です」というのもあった。早朝で大学に行く前だったな。そのまま大学にいった記憶があります。その3ヵ月前には良くうちに遊びに来ていて「真治の行った大学はなんて言うんだい」みたいな会話を繰り返ししていたはず。東工大は一般の人には知名度低いからな。

父の時には、雨の夜中にいきなり電話というパターンだった。癌の再発で五月の連休までもつかみたいな話だったので覚悟はしていたんですが、一カ月早かった。本人は「癌で死ぬのだけは嫌だ」とか言ってたので、一カ月も無駄な闘病生活するのは嫌だったんでしょう。本人が諦めちゃうと早いのか。妹は当時アメリカだったから間に合わなかった。電話で知らせるというパターンでした。病院だと家族が来るまで持たせるというのは可能らしいです。

ダメだとわかっている肉親の付添はつらいです。再発だって本人もわかってるしな。毎日顔出すなんて出来なかった。へたれです。最後の入院は一カ月なかったので、悩む時間なんてなかったけど。亡くなった後の一週間は怒涛で考える暇もないし。

死に際って、本人の意識はほとんどないので、そこで何をしようとあまり関係ないと思う。そばにいると引っ張られる気がするみたいな人もいるみたいです。叔母さん二人が同じ日になくなった時には、そういう話が出ていた。

いろいろしてくれるなら、生きている間がいいなぁ。父親の時には、税理士さんが「遺言作っておけば良かったですね」とか言っていて、なるほどと思いました。本人も何かするというのがあった方が良かったでしょう。(しかし、母に遺言作っておけばと今言ったら、怒るだろうな...)

Thursday 2 October 2008

とんでも

fj でも、いわゆる「とんでも」の人は多い。たぶん、僕もその一人だと思われているでしょう。ピタゴラスの定理は証明できないとか、4色問題を再帰的な手法で解くとか、量子力学の解釈の話とか、相対性理論は間違っているとか、まぁ、いろいろ。

どうせ、文字の世界に閉じていて実験の話なんてほとんど出て来ない。文字の世界で何が出来るかってのは、記号論理学の世界でいろいろ議論されてます。ラッセルの記述の理論から始まって、ゲーデルのモデル論で完成するわけだけど。記述する文字列と、文字列が指している対象(モデル)を更に文字列で表すってのは、画期的。そこで話が閉じれば完全性が成り立って、閉じないと不完全性になるってのもわかりやすい。

証明された定理を蓄積していけば完全な数学が出来ると考えたのがヒルベルトだけど、それは出来ないってのを示したのがゲーデル。

http://science.slashdot.org/science/08/09/30/2122205.shtml
a math wiki which only allows true theorems to be added! Based on Isabelle

とか言うのもあるらしい。定理証明系は普通の人には難しすぎるけど。

もともと科学や数学は証明できない命題がいくつかあって、それを公理として「正しい」と仮定して、そこから複雑なものを導出すると言う仕組みになっている。実験結果も、そういう仮定(再現する命題という仮定)なわけ。

どれを正しいとするかには自由度があり、科学者はその当たりを争っていることが多い。で、基本的な仮定の部分が違うと「とんでも」と呼ぶというわけだ。

じゃぁ、「とんでも」だったら価値がないかって言うと、僕はそうは思わない。SFは、そういうものだし。導出の仮定(証明手順)そのものにも興味はあるんだから、仮定と結果が、一般的な「科学者の間の流行」と違っていたって別に問題ありません。

人のことを「とんでも」と呼ぶ時に、その流行の言葉を羅列するのは「自分は、正しい方の集団(scientific group)に属しているんだ」ってのを示すためなんだけど、まぁ、暴力団の脅し文句とそれほどは変わらない。「吾は極東関口一家のもんや」みたいな感じか? 論文では、citation で、それをやるわけなんだけど。

その言葉の短く適切に説明できるとかっこ良い。教育的だし。そういうのやる人には、それが出来るかどうかを質問すると良い。理解しているなら、ちゃんと説明出来るはずです。もちろん、極めて複雑な概念もあるんだけど、言葉で説明できないはずはない。

それよりは、「とんでも」理論の内部矛盾をつく方が効果的。でも、例えば実験でニュートン力学と矛盾した結果が出たから「ニュートン力学は間違ってる!」ってなるかっていうと、そうはならない。質量に補正項をいれるとかして相対論を作るだけ。なので、「とんでも」の内部矛盾をついても「間違ってました「とはなりません。それに耐えて十分に精密になれば、もはや「とんでも」でなくなってしまうので、手助けしているとも言えるし。

SFとおんなじなので楽しめば良いと思うんだが、自分が「正統」側にいると思う人ほど追求するね。面白いと言えば面白いです。

Wednesday 1 October 2008

神の見えざる手

「神の見えざる手によって市場は安定する」って話で、マルクスの資本論は、そんなことはなくて必然的に破綻するって話ですね。って今の人は資本論なんて読まないか。

市場の状態をxとして、次の状態をf(x)として、
 while(true) x = f(x);
とすると、別に普通の非線形システムでしかないです。

そもそも、公平な資源の分配という解の存在自体が否定されているんだから、安定する解自体がないので、カオス的な有限状態がせいぜい。せめて、有限であって欲しいわけだが...

f(x)が単純な多項式であっても、有限で発散しない状態なんて滅多にない。確率と言うのはおかしな気もするが、ランダムにパラメータを選べば、発散することが多い。

市場に少しでも予測性があれば、全員が儲かる方向に操作するので、一発で発散します。なので、予測性を妨げる方向にf(x)を構成するしかない。と言うことは、決定する個人から見れば、f(x)はランダムだってことだよね。ってことは、大抵発散するってことだ。

なので、「神の見えざる手」なんてありえない。発散はバブルか恐慌として現れる。その時、その時で、パラメータのどれかをリセットすれば、反対方向に振れるだけ。

有限状態に抑えるための予測可能な操作を加えると、多数がそれを利用する方向の決定を行なうので、そこでミニバブルが起きるわけだよな〜

そういう意味では、今、起きていること自体は単純な現象で、しかも必然的だと思う。IT技術でサイクルが速くなっているだけなんだと思う。

僕は、積極的に乱数をいれた政策決定を使って、予測可能性を避けながら、全体を有限状態に止めるというのが可能だろうと思ってますが、それを受け入れる人は少ないでしょう。儲かっている人から略奪する宝くじの逆みたいなものだからな。公平じゃないし。金融関係のトップが公的発言で「はっきり言わず、思わせぶりなことを言う」ってのも、予測可能性の問題を避けたいからだな。

でも、市場原理的なババ抜き(不良債権抜き)は、そういうもの。それを税金で補償するってのは変だと言うのは、直観的に正しいと思う。債権放棄(徳政令)で解決すると逆方向に振れますが、それも言うほど悪い解決ではないです。赤字国債の日銀買取りだって同じようなものだし。