Saturday, 23 September 2006
個人に責任を帰着させることと、Internet のやり方
2chの訴訟の対象として運営者に賠償させる
ドイツのリニアの事故は人的ミス
みずほ証券のミスはミスした奴が悪い
セキュリティの基本は人間
どうも、なんか「罰すればミスは減る」とか考えている形跡があるな。罰則がなければ、手を抜く人達の発想なんでしょうけど...
連帯責任は無責任なんていう話もあるが、組織のミスを個人に押しつけることこそが責任逃れなんじゃないのか?
Internet での誹謀中傷とかフレームとかを個人の問題に帰着されるのは、「そういう個人を排除した、均一な文化や、常識が存在する」というのを前提にした話だろう。そのあたりからはみ出した立場から見ると、ものごとは少し違って見えます。
僕に取っては、Intenetは全体として2chみたいなもので、日経とか朝日とか、あるいは、Yahoo とかも、差はない。そこには、誹謀中傷とか嘘とかが一杯で、そこから、自分の判断で何が本当かを見つけなければいけない。そういう場所だってこと。
そこで裁判所とかを持ち出して勝ち誇っている人の精神は、fjの投稿に対して会社に電話する奴と、まったく同じ。「先生、○○ちゃんがいじめたぁ〜」と同じだね。
まぁ、常識とか裁判所が無力だとか言う気はないし、それなりの役目は果たしているんだろうけど、Intetnet にはInternetのやり方があり、今の裁判所の判決とか処罰方法が、そのやり方を認識しているとは思えないです。
そういう意味では無視するってのはありなんだろうな。実刑っていう手もあるとは思うけど、2chそのものがなくなるってのは、考えにくい。「すみません、削除します」で通るものなら、そんなものでしょうし。
その一方で、@nifty の撤退で fj は消滅しつつあるしなぁ。2ch も、そんな風に消滅するのか?
そこで、ffj はどうしたと突っ込むのは当然ですが、さぼってます。あと、もう少しだけど。
「真実は自分で見つけるしかない」というInternetの本質に対して、何か進んでいるのかって言えば、まぁ、あんまり進んではいないわけなんだけど。
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