Monday, 15 August 2005

fj と mixi (fj.net.misc)



SNS全般と比較した方が良いかも知れないけど、mixi限定ってなことで。



mixiは、なんだかんだいってfjよりぬるいです。一つは「お母さん〜(;o;)」と言って泣きつけるところがあるからね。fjは管理する人がたくさんいて、それぞれがユーザでもあったりするので、そういう絶対的な管理者とかいないから。



でも、交換される情報や議論の手法としては、ほぼ同じ。というか、SNSの規模によって異なるな。数千人までの間は、やっぱり初期のfjと同じで、安心感とか仲間感とかある。数千から数万までは、期間が短いこともあるけど、そういうのがぎりぎり維持できる。あるいは維持できていると幻想できる。でも、100万越えると、もはや「閉塞された」という感じではない。SNSを「紹介による閉じたネット空間」と見るのは、昔のBBSがそうだったと思うような錯覚に過ぎないです。



そういうのを放っておいてmixiは100万まで来ちゃったので、もはや、オープンなBBS/ネットニュースと、ほとんど差がない。なので、fjや2chで起きた現象が繰り返されちゃう。mixi作った人達は、fj知らないのかな? fjも参加者数十万まではいったと思う。



ネットに向かい合う時には、コテハンを使う以上は単一の人格として晒されてしまう。どうせ、一人の人間なんだから、それでいいんだけど、日常の様々な会話を「本当に統一された枠組」の中で整合させるなんて実際には出来ない。実際にはそんな整合性はそれほど重要ではないんだけど。でも100万ユーザだと必ず、どっか突っ込まれちゃう。voidみたいな失礼な奴は特に不要なところに突っ込むし。



mixiもfjも、そのあたりの制御機能が欠けてる。ユーザにとっては複雑すぎるかも知れないけど、人間は複数のコミュニティの属し、複数のペルソナ(異なる対人関係用の人格)を持っているので、それを使い分けたい。fjでもmixiでも複数のIDを使い分けるっていう手もあるんだけど、あまり歓迎されないし、「そういうのをばらさない紳士協定」みたいなのを破る人は必ずいるからなぁ。



ユーザのマイミク(一人のユーザに関連づけられる他のユーザ)の総数を制限するってのは、そういう意味で的外れだと思う。1000は少なすぎるし。むしろコミュニティ毎に、そのコミュニティに見せる自分のBlog entryを用意できるみたいな方が良いと感じるね。



つうことは、日記に書かずに自分で登録制コミュを複数作って、常にそっちに書けば良いのかな。



No comments: