Thursday, 23 November 2006

愛国心、じゃなくて、愛地球心だろ?



地球全体と、国だと、人数的には2桁位の差でしょ? すごく人口の少ない国を除けばさ。別に、郷土愛でもいいんだけど、真っ先に教えるべきなのは、

 全地球に対するIdentity

だよね? (たぶん愛ってよりはIdentityだろ?) これは、宗教でも同じだと思う。

 一つの宗教にcommitするなら、他の宗教にcommitした人と整合性があるべきで、
 その整合性を構成するメタ宗教

みたいなものがあるはずだよね?

何か、そんなことを30年前に中学生の日記に書いていた気がするよ...

ベトナム戦争で良く使われた「自分の家族が教われたらどうする? だから、今のうちに共産主義を叩きに、軍隊に入ろう」論法も、

 粒度の異なるIdentityを利用した詭弁

なんだよな。それは「部分と全体」に関する哲学的な問題でもある。

「カーター破局」の統計的な人類の寿命の計算(150-250年)が示しているのは、実は、

 今が、人類の絶頂期だ

ってことでもある。今の状態が持続するような社会ってのが、現実的な目標でないなら、次善の目標はなんだ?

もちろん、個人の幸せを追求しつつ、人類全体が地球全体に対して、何を残せるか、あるいは、何をなすかっていうことだよね。

キリスト教の「産めよ増やせよ」だけじゃぁ、足りないよな。「月に行きました」だけでも、足りない気がする。人類の可能性って、もっとあるよね?

No comments: