上巻の後半は
上級過程をおえたクネヒトは修道院へ派遣され、そこでの神父と出会う。その神父は、無宗教的なカスターリエンと対立する集団の
重要人物で、彼とは竹林での占い術を通して親しくなる。そこでも、クネヒトはガラス玉演戯を学びつづける様子もある
それは外交的任務の成功で、彼はその任務の継続を望むのだが、その続きをしたいとは思わなかったらしい
そこで、大演戯という年次会みたいなものの失敗、名人の死があり、そこで彼は一等賞をとり、名人に任命される。そこから、
名人の仕事や生活の話になる
年老いた音楽名人との再会は神秘的な体験となる。その音楽名人の弟子ペトルスの処理は、少し悲しい話でもある。弟子が先生に入れ込む話ね
彼の開催した大演戯でのガラス玉演戯のシナ人の家は大成功する。その後ろには、彼の友人であるテグラリウスがいた。テグラリウスは
気難しい天才肌の人で、事務や長が作ような仕事は苦手な人だったらしい。彼が修道院や竹林に送られて戸惑うのも面白い話
そして、名人の役割に夢中になるわけでもなく、失敗するでもないんだが、もっと若い人を教えたい思うようになる
こんな感じで上巻は終わり。しかし、後半の名人取得の話はまったく覚えてない。テグラリウスに対する共感は今は大きく感じる
クネヒトの持つ組織への適応と、才能は素晴らしいけど、あまりうらやましいとは思わない
下巻の半分は「クネヒトの遺作集」。まだまだ続きます
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