Friday, 30 November 2007

人を思い出すと言うこと



風邪はだいぶ良くなりました。(って、こればっかり) まだ、痰が取れないので、やっぱり、お休みだな。熱もあるみたいだし。(ぜんぜん、治ってないじゃん)

生命ってのは、散逸構造だという説もある。そうねぇ、川の流れの中の渦みたいなものかも知れない。エネルギーやエントロピーの流れの中で、自分の状態を認識するサイクル(あるいはアトラクタ)をかろうじて維持しているという感じ。

なので、渦がなくなったら、それまでで、あとはなんにもない。でも、なくなるのは渦の構造であって、渦自体は、川の流れの中のどこにでもある程度ある。rot 場みたいなものだから。そういう意味では生命ってのは普遍的。

亡くなった人を思い出すということは、消え去った渦の中心の残した構造の残りを維持する行為なんだと思う。亡くなった人のことを思い出している時に、そこに、その人がいるっていうのは、渦とその構造の範囲ってのは曖昧だから、その端に引っかかっているってことだと思います。因果的な渦は、もう完成しないけどね。

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