Friday, 25 May 2007
お客さん達
CCNA2 の試験で去年のCCNA1を落した人達が結構いる。シラバスには「CCNA1を合格していることってのが条件」って書いてあるわけだけど。前の先生に泣き付いてファイナルを受けさせてもらったらしい。このあたり、甘くすると、その分さぼるだけなので、だめだ。
で、CCNA2追加して下さいみたいなメールがいまさら来る。つっぱねても全然問題ないのだが... なんかしかも、「○○の方もお願いします」とか書いてある。なんだそれ? 「本人からのメールでないと受け付けません」と返事したら....
「彼はつい最近ノートが壊れて修理に出したばかりで、まだ、代わりのノートを借りていなく、メールを出せない状態なので、代わりに、一緒にメールしたのですが、受け付けてはもらえないでし
ょうか?」
だってさ。そんなことだろうと思ったよ。どうも、大学のメールを読めないまま放置する学生が結構いるらしい。だから、「本人からのメールでないと受け付けません」なんだよ。共通アカウントで使える iMac が学科内にあるのに「メール読めません」なんてあり得ません。
もちろん、学生はお客様でさ、金払ってるのは君達であって、サービスを提供するのが僕達の役目だ。でも、そこで、お客さんをやっている学生が、大学で得られるものは学位だけです。もちろん、それで、満足ならそれでいいだろう。入学しても、その学位さえ取れないのが結構いるわけだし。1年、2年、余計に学費払ってくれるお大尽なお客様もいらしゃることだし。出来ない学生とか授業に出て来ない学生は、お得意様であることは間違いない。
でも、一方で、学生は大学という組織の一員であって、研究と教育という目的を共有する仲間であると思う。自分が、大学の一員であると自覚しているなら、お客さんではいられないはずだ。
「僕に聞くより、まず、先輩達に聞け」と言っているのは、下級生に教える事自体が、教育になるからでもあるし、2年も3年も勉強している学生は、大学の教育システムの一部であるべきだと思っているからです。
もっとも、自分のこと以外、あるいは学科全体、大学全体に目を向ける余裕が出るのは、もう少し年取らないとだめなのかも知れないが...
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