Sunday, 17 June 2007

Mathematica とかのたぐい



最初にこの手のものに触ったのは、muMath だと思う。79年とかそのあたり。
 http://en.wikipedia.org/wiki/MuMATH
CP/M 上で動く、muLISP の上に実装されてました。ということは、8bit、64kbyteで動いたわけだ。すげ〜

この時にLISPの勉強もしたんですが、「結局、普通のプログラミング言語と同じじゃん」ってのが、その時の印象です。

Mathematica は、天才学者のウルフラムが作った数式処理プログラム。何故か、NeXTの初期のシステムには付属してました。少しいじったんだけど、あまりぴんと来なかった。遅いし... Graph がきれいとか言う人もいるけど、そんなにきれいだとも思わない。当時既に Macsyma とかもあったはずなので、なぜ、彼が独自に Mathmatica を作ったのかは良くわからないです。自分で使うツールが欲しかったんでしょうけど。

Mathmatica は高い(10万円)するので、何回か学科のライセンスで入れたんですが、使われた形跡がないので、止めました。それに、REDUCE とか GNU Calc とかあるしね。

Prologの入門には簡単な数式の微分の記述とかがあって、少しはまったことがありました。積分とかも出来るようにすると面白いんだが、途中で飽きた。残念ながら、そのソースは、どっかになくしてしまったらしい。

コンピュータとか数学の論文って、この手のプログラミング言語で書かれるべきだと思う。HOLとかを使えば、証明の正しさもわかるわけだし。ただ...

 かなり膨大な量になる

らしい。別に紙で読むわけじゃないんだから良いじゃん。例え、論文の大きさが数メガでもさ。

数学の本とか読んでいると、obvious とか、immediately とか出て来るんだけど、そこでわからなくなることが多い。そりゃそうだよな、そういう言葉があるってことは、「ごめん、面倒なので省略します」っていう意味だから。それが、Mathmatica とかで書いてあれば、そこを「展開する」ってのが出来るようになるはずだ...

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