いや、院生時代に知ったわけですが
インターネットやってる人たちと、通信やってる人たちは別もの
ってのがあった。前者は(主に)TCP/IPで、後者は電話とか回線交換とか。どこが違うかというと
TCP/IPは best effort だが、通信は回線品質を保証する
ってのがある。ALOHA とかから始まってるのと商売で回線売ってるのとの差みたいなものね。
いまどきはどうかは知らんけど、
文化が違う
で、回線文化の人たちが TCP/IP を良く思わないってのがあって、その結果が
ISDN だったり、NGN だったり、LTE だったり
らしい。OSIの7層が嫌いなので、サービス毎にチャンネルを分けちゃったりする。
NGNではパケットロス 0.00001%
とかいう。ということは、こういう違いでもある
TCP/IP では、 セッション管理と再送は、末端のOSで行う
NGN などでは、セッション管理と再送は、回線業者が行う
ってこと。なので、
TCP/IPのスイッチは重いセッション管理と再送をしないので安くて高速
電話交換機は超高い
なわけ。単なる電線だったり。だめだったら、さっさとパケットを捨てる。なので、
輻輳した時は、送信側が自分で送信を控える
みたいなことをする。graceful degradation をみんなでやる。
なので、輻輳ぐらいで全面ダウンってことにはならない。(いや、フラッドで殺すとか得意ではあるんですが)
でも、今の携帯屋さんでも音声側は dcom が混じってて、内部でセッション管理と再送をやってる。
下手すると、DBが通信品質を当てにしてたりする。なのでトラブルと grace degradation しないで、
輻輳で死んだり、DB不整合が起きたりする
わけね。実際、IP側は生きてたし。ま、
そんな単純な話ではない
とは思うけど、
頑張って品質保証すると、いざという時に折れるから、
早めにさぼろうね
と思いました。
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