Wednesday, 10 April 2013

Bitcasa の現状でのまとめ (2013/4/10)

いろいろ書き散らしたので、まとめてみようかと。去年の10月から試していて、2月から本サービス。client は結構頻繁に update されます。

試したもの。Mac OS X client, iOS client, Web UI 。

* * 使い方 *

Bitcasa.app を起動すると、 ~/Library/Cache/com.botcasa.Bitcasa にキャッシュDBが作られる

/Volumes/Bitcasa\ Infinte\ Drive に 512TB な Fuse (User level file system) が作られる。

一つのアカウントに client 数の制限はなし。いくつの PC からでもアクセスできる。

/Volumes/Bitcasa\ Infinte\ Drive の下の My\ Infinite にファイルをコピーすると、Bitcasa に転送される。

しばらくすると、すべての client から見れるようになる。

これだけです。

10GB まで無料。年額99ドル or 月額10ドル。

* * iOS client *

写真や音楽は、どこに置いても一つのフォルダにまとめられます。

m4p は Music には表示されません。

MPG な動画は再生可能。

m2ts は見れません。

写真は写真が入っているフォルダで分類されます。一段のみ。フォルダからアクセスする方がましな感じ。

音楽は player, title, album で分類されます。再生可能ですが、アートワーク、歌詞は表示できません。

PDF も表示されるが viewer の使い勝手はいまいち。

doc/xls は試してません。(僕には関係ない)

Upload は写真しかできないらしい。なので、Evernote/Dropbox みたいに使うことはできません。(Good reader と連携してくれればなぁ)

* * Web UI *

iOS client と同じ動作だが、VERSION で日付を指定することが可能。昔のファイルには、それを使ってアクセスします。Download のみで移動はできない。

* * Upload の振る舞い *

まず、Cache にコピーされるようです。ここで暗号化されて送信される。なので、client のCPUとメモリを結構食います。

rsync などで、コピーが終わっても、まだ、upload は終わっていません。

コピーしている間は、他の client / Web UI に反映されないことがある。なので、コピーを止めて、しばらく放置する方が良い。

残り送信量は、Mac OS X だとメニューの Bitcasa icon をクリックすると表示されます。

環境によると思うが、500kB/s-4MB/s 程度の upload 速度が出る。一ヶ月1TB が目安か?

ap-northeast-1.compute.amazonaws.com とかに接続される。AWS なのね。

* * Cache *

かなり細かいファイルが大量に作られる。なので、ファイルシステムへの負荷が大きい。あと不具合があった時とか Cache を clear するのに時間がかなりかかる。なので、

Cache の大きさは控え目が良い (15GB 程度)
~/Library/Cache/com.botcasa.Bitcasa を .dmg に置くのが良い

そうすると、.dmg を作りなおせば、Cache が clear されるので便利です。別 partition でも良いと思う。僕は、

Disk Utilitiy で、30GB の .dmg を作る
それを open して、 ~/Library/Cache/com.botcasa.Bitcasa を、そこへの symbolic link にする
gzip したコピーを作っておくと、再度、Disk Utiliity で .dmg を作らずに unzip だけで作れる

というようにしています。(苦労が見えるね)

rsync -avP で copy すると、どこまで copy できたか見えます。upload しつづけないで、

30分 upload して、1時間お休み

みたいにしてます。30分はおそらく短すぎる。時間調整中です。

動作が変になったら、Cache をクリア

すると良いが、途中の upload は失われます。

Cache full になる直前で動作がおかしくなったり、Bitcasa が落ちることがたまにある。Upload した分は問題ないが、されてない分は諦めるしかないですね。

* * Tips *

メモリとCPU を食うので ノートPCから upload するのは、やめたほうが良い。

Mirroed\ Folders に mirror するものを登録すると自動的に mirror される。ここには一時的なものを置くようにしたほうが良い。外れると全部 upload しなおす。Dropbox 的に使うものなのでしょう。(とっても後悔してます。Mac OS X では現状で、ここに登録されたものを外す手段がない ouch )

rsync -avP で、My\ Infinite に copy するのがおすすめ。その後の My\ Infinte の中でのフォルダの mv は自由にできる。

iPhoto を直接 upload すると写真のフォルダが残念なことになる。Event/album ぐらい認識して欲しいところだが。手動で copy するしかないのか?

iTunes は特に問題ない。~/Music/iTunes/iTunes\ Media/Music/ を、そのまま My\ Infinite にコピーして良い。

外付けHDDや TM がつながると、Bitcasa にコピーするかと聞かれる。うっとうしい。preference で切っても再度 on されてしまう。

rsync -avP は、転送途中のファイルを .hoge.xxxxx みたいな形で持っているので、途中からでも追加で転送してくれるようです。逆に、.hoge なゴミが残る場合がある。

まぁ、楽しませてくれますね。サービス自体が潰れなければ許すが。

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